ニュースリリース

高効率PERC*1セルを採用

高出力230Wの太陽電池モジュールHSS-M230CBを発売

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長:二宮 隆典)は、住宅用太陽光発電システムにおいて公称最大出力230Wの太陽電池モジュールHSS-M230CBを11月20日から発売します。
  当社では、2013年12月より単結晶シリコンを採用した太陽電池モジュールを発売しています。この度PERC技術を採用した高出力の6インチ単結晶シリコンセルに、シリコンカーバイトをコーティングすることにより放熱性と強度を高め、230Wの高出力を実現した太陽電池モジュールHSS-M230CBを発売し、太陽電池モジュールのラインアップを拡充します。
  また、より安心して住宅用太陽光発電システムを長期間ご使用いただくために、当社の太陽電池モジュールは25年リニア出力保証を採用しています。加えて、システムを構成する太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、接続箱などのシステム保証期間を10年に延長します。さらに、定期点検の実施を条件に当社製の架台・金具の保証期間が10年になります。
  なお、住宅用太陽光発電システムの発電電力、消費電力、売電電力、積算発電量の見える化と、省エネに配慮した表示のオートオフ機能付き表示ユニットHSS-D20Cを12月15日から発売します。

*1

PERCはPassivated Emitter and Rear Cellの略です。

新製品の主な特長<太陽電池モジュール HSS-M230CB>

1. 高効率PERCセルを採用し、高出力230Wを実現 【New】
2. 放熱性と強度を高めるシリコンカーバイトをコーティング 【New】
3. 25年リニア出力保証に加え、システム保証を10年に拡充

新製品の型式および発売日

	公称最大出力*2	型式	本体価格(税別)*3	発売予定日
単結晶シリコン 太陽電池モジュール	230W	HSS-M230CB	140,000円	11月20日

*2

公称最大出力は、JIS C 8918で規定するAM1.5、放射照度1,000W/m²、モジュール温度25℃での値です。

*3

この価格は、事業者向けの積算見積価格であり、一般消費者向けの販売価格を示したものではありません。

需要動向と開発の背景

  住宅用太陽光発電システムの2013年度の需要は、固定価格買い取り制度や消費税増税前の駆け込み需要の影響で約30万件(前年比約104％)となりました*4。2014年度については増税後の反動により若干伸びは鈍るものの、全量買い取りの低圧案件の伸長や新築住宅物件への標準装備を中心に安定した需要を見込んでいます*5。
  今回発売の太陽電池モジュールは、より多くの発電を求めるニーズに応えるとともに、より長期間安心してご使用いただけるように新しいセルを採用し、発電能力と信頼性の両立を図りました。

*4

出典:JPEA(一般社団法人太陽光発電協会)統計データ。

*5

当社調べ。

新製品の主な仕様(太陽電池モジュールHSS-M230CB)

※仕様は変更になる場合があります。

公称最大出力*6		230W
種類		単結晶シリコン
公称最大出力動作電圧		25.6V
公称最大出力動作電流		8.99A
公称開放電圧		31.8V
公称短絡電流		9.54A
モジュール変換効率*7		17.0％
セル変換効率*8		20.9％
質量		約15.7kg
外形寸法(幅×奥行×高さ)		約1,347×999×35mm
耐荷重		5,400Pa
積雪・風圧荷重		2,400Pa
最大システム電圧		DC1,000V
温度係数	最大出力	-0.4371％/℃
	開放電圧	-0.3094％/℃
	短絡電流	+0.0466％/℃

*6

公称最大出力は、JIS C 8918で規定するAM1.5、放射照度1,000W/m²、モジュール温度25℃での値です。

*7

モジュール変換効率(％)は、(モジュール公称最大出力(W)×100)/(モジュールの総面積(m²)×1,000W/m²)の計算式から算出しています。

*8

セル変換効率(％)は、真性変換効率の値を記載しています。真性変換効率(％)は、(モジュール公称最大出力(W)×100)/(総指定照射セル面積(m²)×1,000W/m²)の計算式から算出しています。

関連情報

• 住宅用太陽光発電システムホームページ

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