ニュースリリース

米国日立コンサルティング社が英国のインフォメーションマネジメントグループ社を買収

欧州におけるBI・データ分析関連のコンサルティングおよびビッグデータ利活用分野の事業を強化

  株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭／以下、日立)の米国子会社であるHitachi Consulting Corporation(本社:米国テキサス州ダラス市、President & CEO:Phil Parr(フィル・パー)／以下、米国日立コンサルティング社)は、このたび、英国のBI*1およびデータ分析関連のコンサルティング会社であるInformation Management Group Limited(本社:英国ロンドン、CEO:Nakis Papadopoulos(ナキス・パパドプーロス)／以下、インフォメーションマネジメントグループ社)を買収しました。日立は、今回の買収により、欧州を中心に、グローバルにおけるBI・データ分析関連のコンサルティングおよびビッグデータ利活用分野の事業を強化します。

*1

BI(Business Intelligence):企業などの組織の膨大なデータを、蓄積、分析、加工することで、経営などの意思決定に活用しようとする手法や技術。

  日立は、プロダクト、サービス、ITを組み合わせたソリューションによりイノベーションを実現し、社会・お客様が抱える課題を解決する社会イノベーション事業のグローバル展開を推進しています。その中で、グローバルでの顧客ニーズへの対応の強化に向けて、課題や業務プロセスの分析からシステム導入計画の策定などを支援する上流工程のコンサルティングから、システムの開発、運用・管理まで一貫したグローバルでのサービス提供体制を確立するため、米国日立コンサルティング社を中心に、コンサルティング事業の強化を継続的に進めています。

  また、ビッグデータ利活用分野のグローバル展開の強化に向けては、2013年6月に、日立イノベイティブ アナリティクス グローバルセンタ(Hitachi Global Center for Innovative Analytics)を設置し、国内外の研究所と、米国日立コンサルティング社や米国Hitachi Data Systems Corporation(日立データシステムズ社)などが一体となり、グローバルでのビッグデータソリューション開発を推進しています。

  インフォメーションマネジメントグループ社は、英国を中心に160名超の人財を有する、BI・データ分析関連分野に強みをもつコンサルティング会社であり、金融や流通、通信・メディア、医療など、幅広い業種の顧客に対して、コンサルティングから、システム開発、運用・管理までのサービスを提供しています。

  日立は、今回の買収により、成長市場であるBI・データ分析関連分野のコンサルティングや、日立がグローバルに推進するビッグデータ利活用分野の事業を強化します。さらに、社会インフラ分野のプロジェクトにもBI・データ分析関連の人財とソリューション開発力を活用することで、グループ全体のグローバル事業展開を加速します。

米国日立コンサルティング社について

会社名	Hitachi Consulting Corporation
本社	米国テキサス州ダラス市
代表者	President & CEO:Phil Parr(フィル・パー)
拠点	米国、カナダ、英国、スペイン、ポルトガル、インド、中国、マレーシア、シンガポール他
事業内容	サプライチェーンソリューションや組織変革コンサルティング、 変革管理ソリューションなどのマネージメントコンサルティングサービスの提供 ERP、SCM、CRM等のエンタープライズソリューションをベースとした テクノロジーソリューションサービスの提供 お客様のシステム導入後の保守、支援を行うAMO*2サービスの提供
ウェブサイト(英文)	http://www.hitachiconsulting.com

*2

AMO(Application Management Outsourcing):業務アプリケーションのライフサイクル管理を一括して受託するサービスのこと。

インフォメーションマネジメントグループ社について

会社名	Information Management Group Limited
本社	英国ロンドン
代表者	CEO:Nakis Papadopoulos(ナキス・パパドプーロス)
拠点	英国、インド、米国
事業内容	BIおよびデータ分析関連のコンサルティング、システムの開発、運用・管理
ウェブサイト(英文)	http://www.imgroup.com/

以上