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2014年2月27日
多様化する顧客ニーズにワンストップで対応したハイブリッドクラウドを実現
株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」とアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)*1を高速かつ安定的に連携できるネットワークサービス「クラウド間接続サービス for AWS」を、4月1日から提供開始します。
本サービスは、AWSの専用ネットワーク接続サービスである「AWS Direct Connect」に対応して、「Harmonious Cloudセンタ*2」とAWSの直接接続を可能とするものです。これにより、日立は、柔軟でセキュアに双方のクラウドを相互利用できるAWS連携が可能となり、クラウドへの多様化する顧客ニーズにワンストップで対応したハイブリッドクラウドを実現していきます。
企業のITシステムの新規構築や移行に際しては、初期投資を抑え、短期間での導入のほか構成変更や維持管理が容易なクラウドサービスへの注目が増大しています。特に昨今では、オンプレミス(自社内設置・運用)の基幹業務システムとパブリッククラウド上のシステムの連携、あるいは複数のパブリッククラウド上のシステムを相互連携させるといったハイブリッドクラウドへのニーズが高まっています。
日立は、日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」のさらなる事業強化に向け、より幅広い顧客ニーズに対応する取組みの1つとして、2013年6月からAWSとの連携に本格的に着手しました。具体的には、AWSを利用できるサービスメニューを「Harmonious Cloud」のラインアップに追加するとともに、AWS上でのアプリケーションの構築・運用ソリューションの提供や日立グループ製品のAWS対応を進めています。また、AWS認定技術者の育成を積極的に進め、2014年1月末時点で、200名を超える技術者が認定されています。
今回の「クラウド間接続サービス for AWS」提供開始は、これらのAWS連携強化に向けた取組みの一環です。「Harmonious Cloud」とAWS間を支えるネットワークサービスとして、専用回線およびネットワーク機器を冗長化*3したネットワーク環境を提供します。
本サービスにより、「Harmonious Cloudセンタ」と「Amazon Virtual Private Cloud*4(「Amazon VPC」)」が接続されたクラウドコンピューティング環境を、柔軟でセキュアに相互利用することができます。高い信頼性を持つ「Harmonious Cloud」とAWSを組み合わせることで、例えば、堅牢な日立のデータセンタを拡張するかのように、必要な時に必要なだけのコンピューティングリソースをAWSで迅速に利用開始できます。日立は、AWSと連携したクラウド環境を、コンサルティングから設計、構築、運用までワンストップで提供し、クラウドへの幅広い顧客ニーズに対応したハイブリッドクラウドを実現していきます。
今後も日立は、高信頼クラウド基盤の提供と、AWSをはじめとした多様なクラウドサービスとの連携を強化することにより、新たなソリューションの開発を進め、企業のビジネスイノベーション創出を支援していきます。
サービス名 | 概要 | 価格(税抜) | 提供開始時期 |
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クラウド間接続サービス for AWS |
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月額 : 500,000円〜 一時金 : 150,000円 |
2014年4月1日 |
アマゾン データ サービス ジャパンは、日立製作所のAWS連携強化を心より歓迎いたします。AWSは、2006年より日本国内を含めた世界190ヶ国で数十万のお客様にクラウドコンピューティングサービスを提供しております。セキュアで低コストかつ拡張性の高いAWSのサービスは、日立製作所の幅広い顧客ニーズに応え、新たなビジネス価値の創出に貢献できるものと確信しております。
株式会社日立製作所 情報・通信システム社 クラウドサービス事業部
以上