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企業情報ニュースリリース

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2014年1月14日
日立アプライアンス株式会社

新製品全機種で2017年度トップランナー基準*1を達成

家庭用エコキュート*2「ナイアガラ出湯」井戸水対応の新製品15機種を発売

一般地*3向けに新たに560L機種をラインアップ

[画像]日立 家庭用エコキュート「ナイアガラ出湯」標準タンク(井戸水対応) [左] : BHP-FW56ND(貯湯容量:560L) [右] : BHP-FW46ND(貯湯容量 : 460L)

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長 : 二宮 隆典)は、2017年度を目標年度とするトップランナー基準を達成した、家庭用エコキュート「ナイアガラ出湯」井戸水対応の一般地向け9機種(BHP-FW46NDなど)と寒冷地*4向け6機種(BHP-FW46NDKなど)を2月21日より発売します。
  井戸水や硬度の高い水道水には、配管詰まりの原因となるカルシウムなどが多く含まれているため、一般的にはエコキュートの使用は困難とされています。本製品では、シャワーや蛇口への給湯だけでなく、浴そうの湯はりの際にも水を瞬間的に沸き上げて給湯する日立独自の「水道直圧給湯」方式を採用しています。これにより、タンクの湯の入れ替え量を減らし、配管詰まりの原因となるカルシウムなどの流入を抑えることで、硬度200mg/Lまでの井戸水や硬度の高い水道水の使用が可能*5です。
  また、新製品のうち一般地向けでは、井戸水対応の機種として当社初となる貯湯容量を560Lとした大容量の3機種(BHP-FW56NDなど)を新たにラインアップしました。
  さらに、貯湯容量460Lと370Lの12機種では、耐震性を向上させ耐震クラスA*6に対応しました。

*1
エネルギー多消費機器のうち「エネルギーの使用の合理化に関する法律(以下、省エネ法)」で指定するもの(特定機器という)の省エネルギー基準を、各々の機器において、基準設定時に商品化されている製品のうち最も省エネ性能が優れている機器の性能以上に設定するというもの。
*2
電力会社・給湯機メーカーで用いている自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機を総称する愛称。
*3
最低外気温が-10℃にならない地域。次世代省エネルギー基準Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ地域。
*4
最低外気温が-25℃までになる地域のこと。次世代省エネルギー基準Ⅰ・Ⅱ地域(一部の極寒冷地を含む)。
*5
水は飲料水の水質基準に適合し、遊離炭酸 : 60mg/L以下、硬度 : 200mg/L以下の水をご使用ください。
*6
耐震クラスAとは建築設備耐震設計・施工指針(一般財団法人日本建築センター)における「局部震度法による建築設備機器の設計用標準震度」において設計用標準震度1.5に耐えること。詳細はP.4の(*9)参照。

新製品の主な特長<家庭用エコキュート「ナイアガラ出湯」井戸水対応>

  1. 井戸水や硬度の高い水道水に対応し、全15機種で2017年度トップランナー基準を達成【New】
  2. 井戸水対応として当社初の大容量560L機種をラインアップ(一般地向けの3機種)【New】
  3. 貯湯ユニットの耐震性を向上(貯湯容量460Lと370Lの12機種)【New】

新製品の形式および発売日

タイプ   仕向地 貯湯
容量
システム形式*7 本体価格*8
(税別)
発売
予定
月間販売
目標台数
「ナイアガラ
出湯」
フルオート*9
(「水道直圧
給湯」方式)
標準
タンク
(井戸水
対応)
一般地 560L BHP-FW56ND
など3機種
1,145,000〜
1,215,000円
2月
21日
800台
460L BHP-FW46ND
など3機種
1,045,000〜
1,115,000円
370L BHP-FW37ND
など3機種
965,000〜
1,035,000円
寒冷地   460L BHP-FW46NDK
など3機種
1,085,000〜
1,155,000円
370L BHP-FW37NDK
など3機種
1,005,000〜
1,075,000円
*7
システム形式ごとに、同等スペックの耐塩害仕様と耐重塩害仕様もラインアップしており計3機種となります。
*8
この価格は事業者向けの積算見積価格であり、一般消費者向けの販売価格を示したのではありません。台所リモコンおよびふろリモコンを含みます。貯湯ユニットの脚カバーは含みません。
*9
フルオートとは、リモコン操作で湯はり、たし湯、保温(追いだき)までを自動で行える機種。

需要動向と開発の背景

  家庭でのエネルギー消費の約3割*10を給湯が占めており、給湯分野における省エネルギー推進は重要な位置付けとなっています。このような中、高効率給湯機として高く評価されている家庭用エコキュートは、2013年3月に省エネ法に基づくトップランナー基準の対象機器に新たに指定され(2017年度のトップランナー基準値(目標基準値)制定)、一層の高効率化が期待されています。
  このような社会的要請を受け、今回当社では、全国で約300万世帯あると推定*11される井戸水や高硬度水道水地域においても使用できる、2017年度トップランナー基準をいち早く達成した新製品を開発しました。

*10
  経済産業省「平成24年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書2013)」に記載された2011年の構成比。
*11
  当社調べ。

お客様からの問い合わせ先

日立アプライアンス株式会社 ヒートポンプ給湯機事業企画部 [担当 : 中村]
〒105-8410 東京都港区西新橋二丁目15番12号(日立愛宕別館)
電話 03-3506-1616 (ダイヤルイン)

以上

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