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Hitachi

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

2013年9月25日

クラウド型コミュニケーションサービス「CommuniMax/CT」を提供開始

ユニファイドコミュニケーション(UC)や個人所有スマートフォンの業務利用(BYOD)に
対応した電話サービスを月額1, 890円から提供

  株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、企業や行政機関などに向け、ネットワークを介して日立のデータセンターに構築した電話システムを提供するクラウド型コミュニケーションサービス「CommuniMax/CT(コミュニマックス/シーティー)」のサービス申し込み受付を10月1日から開始し、11月1日から提供を開始します。

  本サービスは、通話など基本的な電話機能について、1内線番号あたり1, 890円(税込)から利用が可能な、月額料金制のクラウド型サービスです。電話環境の構築に必要なPBX*1や各種サーバなどの設備を企業内に保有する必要がないため、初期投資や管理コストを抑えて、企業内の電話環境の迅速な立ち上げが可能です。
  今回、基本サービスに加え、各種コミュニケーションシステムを相互に連携し、企業内の生産性向上を図るユニファイドコミュニケーション(以下、UC)機能として、電話帳やコンタクトリスト、プレゼンス表示などの機能を一覧表示し、効率的に利用できるUCポータル画面を提供します。また、近年ニーズが高まるBYOD*2にも対応し、スマートフォンを利用した外出先からの内線通話が可能で、発着信履歴をスマートフォンに残さず個人情報の漏えいを防ぎます。
  なお、これらのサービスは海外でも同様に利用することができます。

*1
PBX : Private Branch eXchangeの略。構内交換機。
*2
BYOD : Bring Your Own Deviceの略。個人所有のモバイル端末の業務利用。

  日立は、「CommuniMax/CT」を日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」のラインアップの一つとして提供を開始します。今後、多様化するユーザーや市場のニーズに対応し、各種コミュニケーション機能との連携を拡充するなどUC機能の強化を図り、さらなるサービス強化に取り組んでいきます。

クラウド型コミュニケーションサービス「CommuniMax/CT」の特長

1. 高信頼なシステムを短期間・低コストで利用可能

  本サービスは、日立のデータセンターにシステムを構築し、ネットワークを介して提供するクラウド型サービスのため、ユーザーによるPBXやサーバなどの設備保有や管理が不要です。そのため、初期導入コストを抑え、機器のメンテナンスや運用管理の負荷を軽減します。
  基本的な電話機能を1内線番号あたり月額1, 890円で提供する標準サービスに加え、PBX機能を提供するサーバを二重化し、障害が発生しても予備のサーバへ自動的に制御が切り替わり通信環境を保持する高信頼版サービスや、閉域網を利用することで高度なデータセキュリティを実現するVPN接続型の高セキュリティ版サービスも提供します。

2. 各種コミュニケーション機能を統合的に提供するUCポータル

  各種コミュニケーション機能を連携し、PCやスマートフォンのポータル画面に一覧表示するUCポータル画面を提供します。UCポータルでは、連絡先を表示する電話帳や、連絡先をグループ化して利用できるコンタクトリスト、電話をかける相手の通話状態などを表示するプレゼンス表示などの機能と連携しています。
  今後、これらの基本機能に加え、在席表示やインスタントメッセージ、ビデオ会議、社内SNSなど、その他のコミュニケーションシステムとも順次連携し、UC機能を強化していきます。

3. 個人所有のスマートフォンを業務利用できるBYOD対応

  専用の内線アプリケーション*3をインストールすることで、スマートフォンを内線電話機として活用できます。また、データセンター上のサーバを経由して通話着信するV字発信(3PCC*4)機能により、業務用と私用の通話代を区別して利用することができます。また、発着信履歴や電話帳などのデータは、データセンターのサーバ側で一括管理できる*5ため、スマートフォンの紛失時にも情報漏えいを防止します。

*3
本機能を利用するには、別途スマートフォンの接続ライセンス料が必要です。
*4
3PCC : 3rd Party Call Controlの略。2者間以上の端末と端末を、第3の装置(3rd Party)から操作し接続する技術。
*5
発着信履歴の管理が可能な機種はAndroid™搭載端末となります。

4. グローバル環境でも活用可能

  データセンター内のシステムには、インターネット経由で内線電話を利用できる機能を搭載し、海外の出張先や拠点からも、スマートフォンなどを利用して、インターネット経由で内線通話が可能です。これにより、海外での通信コストを削減し、企業のグローバル化を支援します。

本サービスの利用イメージ

[画像]本サービスの利用イメージ

「CommuniMax/CT」の価格および提供開始時期

名称 概要 価格(税込) サービス
開始時期
CommuniMax/CT 基本契約料
  • 基本初期契約
1契約105,000円
(税抜100,000円)
-
サービス
メニュー
CommuniMax/CT
コミュニケーション
サービス
(Basic版)
  • 通常発着信機能、内線・グループの登録・ 変更、ユーザーごとの電話機能設定
月額1,890円/1内線*6 *7
(税抜1,800円)
2013年
11月1日
CommuniMax/CT
コミュニケーション
サービス
(高信頼版)
  • 通常発着信機能、内線・グループの登録・変更、ユーザーごとの電話機能設定
  • PBXシステム冗長化対応
月額2,835円/1内線*6 *7
(税抜2,700円)
2013年
11月1日
CommuniMax/CT
コミュニケーション
サービス
(高セキュリティ版)
  • 通常発着信機能、内線・グループの登録・変更、ユーザーごとの電話機能設定
  • VPN接続対応
個別見積 2013年
11月1日
オプション CommuniMax/CT
UCポータル
サービス
  • 社員DB検索、3PCC発信、プレゼンス表示、発着信履歴表示 等
月額210円/1ID*8
(税抜200円)
2014年
2月3日
CommuniMax/CT
スマホ同時接続
ライセンス
  • スマートフォンに搭載したアプリケーションを利用して内線電話の発着信を可能にする
個別見積 2013年
11月1日
*6
利用内線数は、10番号から利用可能で、月単位に内線数を変更できます。
*7
回線費用、拠点システム構築費用(電話設備含む)などは、別途必要となります。
*8
CommuniMax/CTコミュニケーションサービスとのセット利用時の価格となります。

関連情報

Hitachi Innovation Forum 2013での紹介について

日立は、2013年10月30日(水)〜31日(木)に東京国際フォーラムで開催するHitachi Innovation Forum 2013において、「CommuniMax/CT」を紹介します。

他社商標注記

  • Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
  • その他、記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信システム社
通信ネットワーク事業部 ネットワークソリューション第四本部 クラウドネットワーク部 [担当 : 西本、秋山]

以上

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