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2013年8月21日
株式会社ロングリーチグループ
株式会社日立製作所
株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)とロングリーチグループ(日本における代表取締役 : 吉沢 正道/以下、ロングリーチグループ)は、このたび、日立が保有する日立ビアメカニクス株式会社(取締役社長 : 四津 三樹男/以下、日立ビアメカニクス)の全株式を、ロングリーチグループに譲渡することで合意し、本日株式譲渡契約を締結しました。概要は以下の通りです。
日立ビアメカニクスは、最先端の電子機器産業を支えるプリント基板加工機とその周辺機器の製造・販売・サービス事業を展開し、なかでも主力製品のプリント基板ドリル穴明機およびレーザ加工機は、日本だけでなく世界でも高いシェアを獲得するなど、広範な市場からの支持と高い信頼を得ています。しかし近年は、リーマンショック後の需要低迷や新興国企業の台頭に伴い、事業を取り巻く競争環境が厳しさを増しています。
日立では、日立ビアメカニクスへの経営改革支援に着手し、様々な施策を検討していましたが、今後、日立ビアメカニクスの業績の安定化とさらなる事業の拡大を図るためには、産業テクノロジー分野において多くの経験を有するロングリーチグループの下で、財政・事業基盤と経営資源を補強し、グローバルな事業戦略ノウハウなどの提供を受けることにより、収益力の改善と抜本的な経営改革を図ることが最善との結論に至りました。
一方、ロングリーチグループは、日立ビアメカニクスが持つ世界的に競争力の高い技術力と信頼性の高い製品開発実績により積み上げられたグローバルな顧客基盤を軸とし、アジアを中心とする新興市場への展開を更に加速することにより、変動する事業環境にも揺るがないグローバルNo.1のプリント基板加工機メーカーとして永続的な成長を実現できる会社であると強く確信するに至りました。今後は新たなパートナーとして、必要な資金やグローバルなネットワーク、またこれまでの事業支援経験に基づく戦略立案・実行ノウハウ等の経営資源を提供することにより、日立ビアメカニクスの更なる成長を実現するべく、あらゆる面から最大限の支援を行っていきます。
(1) 商号 | 日立ビアメカニクス株式会社 |
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(2) 代表者 | 代表取締役社長 四津 三樹男 |
(3) 所在地 | 神奈川県海老名市上今泉2100番地 |
(4) 設立年月日 | 1968年8月17日 |
(5) 事業内容 | 電子部品加工装置等の研究・開発、設計、製造、販売、サービス |
(6) 決算期 | 3月31日 |
(7) 従業員数 | 722名(連結 1,116名)(2013年6月末時点) |
(8) 資本金 | 29億円(発行済株式総数 5,800,000株) |
(9) 株主 | 株式会社日立製作所(所有割合 100%) |
(1) 商号 | 株式会社ロングリーチグループ(日本における拠点) |
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(2) 代表者 | 代表取締役兼パートナー 吉沢 正道 |
(3) 所在地 | 東京都千代田区麹町1-7 |
(4) 事業内容 | 事業投資に関連する調査・分析およびアドバイス業務 |
(5) 決算期 | 12月31日 |
(6) 日立との関係 | 特筆すべき利害関係はありません |
(1) 商号 | 株式会社日立製作所 |
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(2) 代表者 | 代表執行役社長 中西 宏明 |
(3) 所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号 |
(4) 事業内容 | 情報・通信システム、電力システム、社会・産業システム、電子装置・システム、建設機械、高機能材料、オートモティブシステム、デジタルメディア・民生機器、その他(物流、サービス他)、金融サービスの10セグメントにわたる、製品の開発、生産、販売、サービス |
(5) 決算期 | 3月31日 |
(6) 従業員数 | 約326,000名(連結、2013年3月末時点) |
譲渡前の所有株式比率 | ロングリーチグループ 0% 日立 100% |
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譲渡後の所有株式比率(予定) | ロングリーチグループ 100% 日立 0% |
株式譲渡契約書の締結 | 2013年8月21日 |
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株式譲渡実行日 | 2013年10月31日(予定) |
以上