ページの本文へ

Hitachi

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

2013年7月26日

日立が三井住友海上プライマリー生命の契約管理システム刷新を支援

  株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、三井住友海上プライマリー生命保険株式会社(社長 : 北川 鉄夫/以下、三井住友海上プライマリー生命)の保険契約に関わる手続きを一括管理する契約管理システムの刷新を支援しました。新システムは2013年7月16日から稼働開始しています。

  三井住友海上プライマリー生命の契約管理システムは、個人年金保険の新契約時における申込入力から既存契約の変更手続き、そして年金や給付金支払など、約50万件もの保険契約に関わるさまざまな手続きを一括管理するシステムです。
  これまでパッケージシステムで管理していたシステムから、今回、新たに開発したシステムに刷新しました。今回の刷新とともに、既契約分の顧客情報も新システムへ一本化することで、今後のシステム追加や変更時における自由度・柔軟性を確保したほか、運用・保守の効率向上によるコスト削減も見込んでいます。
  これにより、三井住友海上プライマリー生命は、世の中の動向やマーケティング調査にもとづく新商品の開発、法改正への対応など、顧客ニーズに沿ったサービスを迅速に提供することが可能となります。さらに、年金および給付金支払の早期化や社内事務の効率化などを実現するほか、システムのキャパシティ増強やバッチ処理時間の短縮といった運用・保守における効率が向上するため、TCO削減と顧客サービスのさらなる向上が図れます。

  日立は、今後も金融機関の抱える課題を解決するシステムソリューションをトータルに提案し、金融機関の顧客サービス向上や業務効率化を支援していきます。

契約管理システムの刷新における主な特徴

1. 契約管理システム設計の可視化

  従来の契約管理システムは、業務機能全体が一つのパッケージシステムで提供されていました。今回、システムを再開発することで、全体データモデルの整備やアプリケーション設計の共通化および体系整理したほか、プログラムロジックレベルでの可視化を実現しました。また、システム追加や変更時、さらには他システムとの連携における自由度・柔軟性を確保したほか、保守対応時の開発工数が削減できます。

2. 契約データの一斉移行

  今回の新システムの稼動に伴い、約50万件の既存契約を一斉に新システムへ移行しました。今回の移行において、既存システムからの出力データと新システムの可視化されたデータ項目の関連づけを明確に整理したほか、既存システムと互換性のあるデータ入出力仕様を採用することで、既契約分の顧客情報の一斉移行を実現しました。

3. 契約管理システムの機能強化

  今回の刷新により、年金および給付金支払の早期化を実現します。また、事務処理に適した契約照会画面の構成などにより、社員の業務効率を向上します。さらに、今後の契約数増加を見据えてシステム設計を実施し、保有契約数が倍増しても対応できるようにキャパシティを増強したほか、夜間バッチ処理時間も4時間程度と従来の約半分の時間に短縮しました。

三井住友海上プライマリー生命 基幹システム 全体構成イメージ

[画像]三井住友海上プライマリー生命 基幹システム 全体構成イメージ

他社所有商標に関する表示

  • Windows Server 、SQL Server、.NET Framework は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • その他、記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 情報・通信システム社 金融システム営業統括本部[担当 : 小清水]
〒100-8220 東京都千代田区丸の内一丁目6番1号

以上

Adobe Readerのダウンロード
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobe® Reader®が必要です。