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2013年6月26日
株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、ITシステムの迅速かつ容易な構築、運用を実現する日立統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform(日立ユニファイドコンピュートプラットフォーム)」(以下、UCP)において、中小規模システムのサーバ仮想化環境の構築向けに、「Hitachi Unified Compute Platform かんたん仮想化モデル」(以下、UCP かんたん仮想化モデル)を製品化し、6月27日から販売を開始します。
近年、事業拡大や新事業の早期立ち上げ、IT投資の効率化を目的にクラウド(クラウドコンピューティング)の利用が加速しており、ITシステム導入の迅速化および容易化のニーズがグローバルに高まっています。日立は、こうした背景のもと、必要なハードウェアや仮想化技術、ソフトウェアを統合して提供する統合プラットフォームであるUCPをグローバル市場に向けて製品化し、国内では、2012年10月に、大規模なクラウドサービス事業者を主な対象とするIaaS*1基盤モデルと、中規模以上のプライベートクラウドを主な対象とするPaaS*2基盤モデルの販売を開始しました。
今回、日立は、主に国内においてニーズが高い、中小規模のプライベートクラウドやサーバ統合などのシステム基盤向けに、「UCP かんたん仮想化モデル」を製品化しました。本モデルは、VMware vSphere®やMicrosoft® Windows Server® 2012 Hyper-V®(以下、Hyper-V)を用いたサーバ仮想化環境の豊富な構築実績に基づいたノウハウを活用することで、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた事前検証済みの構成の中から、システム規模などに応じて選択し、顧客のシステム要件に合わせた調整を適宜実施して提供するもので、発注から最短で10営業日という短期間で提供可能です。これにより、顧客の効率的なIT投資と、事業環境の変化への迅速な対応を支援します。
日立は、今後も、クラウドをはじめとするシステムの迅速かつ容易な構築、運用を実現するべく、デスクトップ仮想化への対応など、UCPの強化を進めていきます。
日立の豊富なサーバ仮想化環境の構築実績に基づいたノウハウの活用により、事前検証済みのサーバ、ストレージ、ネットワーク、サーバ仮想化ソフトウェアなどを組み合わせた構成の中から、システム規模などに応じて最適なものを選択し、サーバ仮想化環境を構築して基本設定を済ませた状態で提供します。
中小規模のプライベートクラウドやサーバ統合などのシステム基盤を対象とし、仮想サーバ数は4〜64の範囲で、サーバ仮想化ソフトウェアはVMware vSphere®またはHyper-Vから選択可能です。顧客のシステム要件に合わせて、仮想サーバ数やストレージの論理ボリューム数など、リソースの割り当てを調整できるため、顧客のニーズに最適なシステム基盤を提供します。
また、このような場合でも、発注から最短で10営業日での納入が可能であり、さらに、システム環境の構築と基本設定を済ませて提供するため、納入後すぐに利用開始できます。
なお、Hyper-Vを用いたサーバ仮想化環境については、Microsoft® Private Cloud Fast Track*3に準拠します。
運用管理を効率化する運用支援マニュアルや、操作トレーニング*4を提供するとともに、物理サーバの運用と同等程度の操作性で容易にサーバ仮想化環境を運用できる管理ソフトウェア「VM Simple Console utility」を標準で添付*5します。これにより、サーバ仮想化環境の運用に習熟した担当者の確保が難しく、1人のハードウェア管理者がシステム全体の運用を任せられる場合が多い、中小規模のシステムを構築する顧客においても、運用の容易化を支援します。
製品 | 仕様概要 | 価格*7 | 出荷時期 |
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Hitachi Unified Compute Platform かんたん 仮想化モデル |
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8,123,850円〜 (税抜7,737,000円〜) |
2013年 7月31日 |
電話 | 0120-2580-12(利用時間 9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝日を除く)) |
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以上