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2013年6月5日
株式会社日立製作所
日立ブラジル社

ブラジル・サンパウロに研究所を開設

農鉱業へのIT技術適用や社会インフラ事業拡大に貢献

  株式会社日立製作所(執行役社長:中西宏明/以下、日立)は、高い経済成長を続けるブラジルにおいて、現地のニーズに即した効率的な事業拡大を進めるため、日立ブラジル社(Hitachi Brasil, Ltda/社長:岩山明郎)直轄の研究所として、ブラジルサンパウロ州、サンパウロに日立ブラジルR&Dディビジョン(Hitachi Brasil Ltda. P&D Divisao/以下、ブラジル研究所)を開設しました。日立は、現地での研究開発の統括、推進の役割を担う拠点として、日本、米国、欧州、中国、アジア、インドの6地域に既に研究拠点を設置していますが、ブラジル研究所は7つ目の拠点となります。ブラジル研究所では、現地ニーズに即した研究開発、およびブラジルの大学と連携した先端技術研究を行い、ブラジルでの事業拡大へ貢献していきます。

  日立は、ブラジルを注力地域の1つと定め、情報・通信システム、電力システム、交通システムなどの社会イノベーション事業を中心に事業拡大を図っています。今回開設したブラジル研究所は、地域の特性を活かした研究開発を推進することでブラジル事業の拡大に貢献することを目的に活動します。ブラジル研究所の活動内容は以下の通りです。

(1)現地ニーズに即した新技術・新製品の開発のための研究開発
  日立は、農業、鉱業などブラジルが世界的に優位性を持つ分野において、IT関連技術の研究を進めます。具体的には、農業、鉱業に関するビッグデータを整理、活用するとともに、現地のニーズを分析することで、作業の効率化につなげるといったブラジル市場に向けた新技術・新製品の研究開発を行います。また、今後、ブラジルにおける交通や電力供給分野の課題を分析し、ソリューション提供を進めていくための研究開発を行う方針です。
(2)ブラジルの大学と連携した先端研究
  ブラジルの大学との共同研究を通じ、最先端の技術を効率的に開発していくとともに、ブラジルの優秀な人財の活用を拡大し、現地に根差した研究を強化していきます。日立はこれまで、カンピーナス大学(Universidade Estadual de Campinas) などとの交流を進めてきましたが、ブラジルラボの設立によって現地の大学や企業、政府との協力を加速します。

  日立は、ブラジル研究所の開設により、現地主導の研究開発体制を加速させ、さらなる事業拡大に取り組んでいきます。また、社会イノベーション事業への本格的参入と既存事業のさらなる成長により、ブラジル社会の発展と持続可能な社会の実現に貢献していきます。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 研究開発本部 [担当:内田]
〒100-8220 東京都千代田区丸の内一丁目6番1号
電話 : 03-4235-9515 (直通)

以上

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