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2012年8月1日
株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」において、サーバの仮想化やクラウド(クラウドコンピューティング)のシステム基盤に適したブレードサーバ「BS500」のラインアップに、最新のインテル® Xeon® プロセッサー E5-4600製品ファミリーを採用し、高性能かつ拡張性に優れた「BS540Aサーバブレード」を追加し、 8月2日から販売開始します。
近年、ITシステムのTCO(Total Cost of Ownership)削減に向けて、サーバの仮想化などにより、複数のシステムを集約・統合する動きが加速しており、低コストで容易かつ柔軟に仮想化を実現でき、省スペース性や省電力性に優れたサーバが求められています。また、クラウドの進展や多機能情報端末の急速な普及などを背景として、企業や社会活動で発生するデータが爆発的に増加しており、クラウドなどのシステム基盤であるサーバには、大量データを扱うための処理能力やメモリ容量、ストレージ容量の強化、さらには広帯域で拡張性の高いネットワークを実現する最新技術への対応が求められています。
日立は、このような背景のもと、2012年4月に、「BladeSymphony」の新モデルとして、サーバ仮想化やクラウドなどのシステム基盤に求められる処理性能や拡張性、運用・管理機能を備え、最高40度の温度環境下での動作を保証するなど、省電力性を強化したブレードサーバ「BS500」を製品化し、提供しています。
今回、販売を開始する「BS540Aサーバブレード」は、「BS500」で初めて*1最大4プロセッサーの搭載を可能にした、「BS500」の上位モデルのサーバブレードです。最新のインテル® Xeon® プロセッサー E5-4600製品ファミリーを採用し、優れた処理性能を実現するとともに、大容量メモリの搭載や、柔軟かつ広帯域なI/O(Input/Output)構成を可能にするなど、サーバの仮想化やクラウドのシステム基盤に適しており、高効率・高信頼なシステムの柔軟かつ容易な構築・運用を支援します。
最新のインテル® Xeon® プロセッサー E5-4600製品ファミリーの採用により、1サーバブレードあたりのコア数を最大32コアまで拡張可能で、優れた処理性能を実現しています。
なお、本製品は、2スロット幅のサーバブレードで、「BS500」のサーバシャーシに最大4台搭載可能です。1スロット幅の「BS520Hサーバブレード」や「BS520Aサーバブレード」などと組み合わせることで、サーバの物理的な集積度や、処理性能、ストレージ容量などのバランスを柔軟に設定してシステム基盤を構築できます。
「BS500」で初めて*2メモリスロットを48スロット装備したことで、最大1TBのメモリ容量を実現し、仮想化の集約度を向上します。
また、拡張カードスロットについても「BS500」で初めて*34スロット装備しており、10Gbps 4ポート コンバージドネットワーク拡張カードをはじめ、多様なネットワーク技術に対応した拡張カードを用途に合わせて搭載することができ、クラウドのシステム基盤に求められる、柔軟かつ広帯域なI/O構成を実現します。
製品 | 仕様概要 | 価格 | 出荷 時期 |
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統合サービス プラットフォーム 「BladeSymphony BS500」 |
【BS540Aサーバブレード】
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1,435,350円〜 (税抜1,367,000円〜) |
9月 14日 |
電話 | 0120-2580-12 (利用時間 9:00〜12:00、13:00〜17:00(土・日・祝日を除く)) |
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以上