このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。
2012年6月6日
顧客・パートナー企業の知見と、日立の技術・製品・ノウハウを活用して、
ビッグデータからの新たなビジネス価値創出を支援する
「データ・アナリティクス・マイスターサービス」を提供開始
株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、各分野の専門家(ドメイン・エキスパート)である顧客・パートナー企業の知見と、日立の技術・製品・ノウハウを活用して、企業や社会に溢れる大量データ(ビッグデータ)からの新たなビジネス価値創出を支援する「データ・アナリティクス・マイスターサービス」の提供を6月7日から開始します。
本サービスは、2012年4月にビッグデータ利活用に関する専門家「データ・アナリティクス・マイスター」を結集して設立した専任組織「スマート・ビジネス・イノベーション・ラボ」が中心となり、顧客・パートナー企業と協創しながら、日立がもつ豊富なデータ分析ノウハウや、ビッグデータ利活用を支えるITプラットフォーム技術・製品(ビッグデータ利活用プラットフォーム)を駆使して、ビッグデータから新たなビジネス価値を創出する取り組み「イノベイティブ・アナリティクス」を実践、提供するものです。具体的には、ビッグデータ利活用の「ビジョン構築」から、「活用シナリオ策定」、「実用化検証」、「システム導入」までのプロセスをトータルサービスとして提供します。
日立は、今後本サービスを幅広い分野の顧客・パートナー企業に展開するとともに、ビッグデータ利活用を支えるITプラットフォーム技術・製品の開発、提供を推進し、2015年度に、ビッグデータ利活用事業全体で1,500億円規模の売上高をめざします。
近年、クラウドコンピューティングの拡大や、多機能情報端末の急速な普及、センサー技術の進展などを背景として、企業や社会活動で発生するデータが増加しています。特に、企業活動で従来発生しているデータに加えて、新たに「人」の活動や、機器・設備などの「モノ」から発生するデータが爆発的に増大しています。そのような中で、より豊かでスマートな社会、より競争力のあるビジネスを実現するために、ビッグデータを分析し、利活用することへの期待が高まっており、データの効率的な収集、蓄積、検索、処理、分析を可能にするITプラットフォーム技術・製品と、データ分析から新たなビジネスやサービスなどを創出できる有効なアプローチ(手法)が求められています。
日立は、世界トップクラスのシェアをもつストレージソリューションをはじめ、ストリームデータ処理やHadoop*1ソリューションなど、ビッグデータの利活用を支えるITプラットフォーム技術・製品において、豊富なラインアップを有しています。2012年3月には、グループ内のビッグデータの利活用に関する基盤技術群を「Field to Future Technology」として体系化し、その後も、ビッグデータ戦略的活用支援ソリューション「vRAMcloud(ブイラムクラウド)」や、ビッグデータの超高速検索処理を実現する高速データアクセス基盤「Hitachi Advanced Data Binderプラットフォーム」*2をラインアップに追加するなど、継続的に強化を進めています。また、グループ内に社会インフラをはじめとする幅広い分野のドメイン・エキスパートを有しており、同時にモノづくりの取り組みを通じて豊富な分析ノウハウを蓄積しています。
今回提供を開始する「データ・アナリティクス・マイスターサービス」は、ビッグデータ利活用に関する専門家「データ・アナリティクス・マイスター」が中心となり、日立がもつ豊富なデータ分析ノウハウや人財、「Field to Future Technology」をはじめとするITプラットフォーム技術・製品などを活用して、顧客・パートナー企業との協創により、ビッグデータから新たなビジネス価値を創出する取り組み「イノベイティブ・アナリティクス」を実践、提供するものです。具体的には、ビッグデータ利活用の「ビジョン構築」から、ビジョンを実現するためのシナリオを描き、その価値を定量評価する「活用シナリオ策定」、実際にデータ分析手法を確立するとともに、システム化した際の性能と、先に策定したシナリオの有効性を検証する「実用化検証」、そして有効性を検証した上での最終的な「システム導入」までの4フェーズのプロセスをトータルサービスとして提供します。
日立は、今後も、ビッグデータ利活用を支えるITプラットフォーム技術・製品の強化を進めるとともに、「スマート・ビジネス・イノベーション・ラボ」が中心となり、多様な顧客・パートナー企業との協創を推進し、ビジネスや社会インフラなど、幅広い分野でのビッグデータの利活用によるイノベーションの実現をグローバルに支援していきます。
ビッグデータ利活用の専門家である「データ・アナリティクス・マイスター」が中心となり、日立がもつ豊富なデータ分析ノウハウや人財、「Field to Future Technology」をはじめとするITプラットフォーム技術・製品などを活用して、顧客・パートナー企業との協創により、ビッグデータからの新たなビジネス価値を創出する「イノベイティブ・アナリティクス」を推進します。
ビッグデータ利活用の「ビジョン構築」から、ビジョンを実現するためのシナリオを描き、その価値を定量評価する「活用シナリオ策定」、実際にデータ分析手法を確立するとともに、システム化した際の性能と、先に策定したシナリオの有効性を検証する「実用化検証」、そして有効性を検証した上での最終的な「システム導入」までの4フェーズのプロセスをトータルサービスとして提供します。実際のサービス提供においては、「データ・アナリティクス・マイスター」が、「ビジョン構築」から「実用化検証」までのフェーズを主に担当し、「実用化検証」のフェーズから、SEが参画して最終的な「システム導入」を担当します。
日立は、本サービスの提供に向けて、2012年4月に、ビッグデータ利活用に関する専門家「データ・アナリティクス・マイスター」を結集した専任組織「スマート・ビジネス・イノベーション・ラボ」を新設し、同組織を中心に、データ分析に関する技術者・研究者、BI(Business Intelligence)や大量データ処理などのシステムの構築・運営に携わるコンサルタントおよびSEなどを含め、日立グループ全体で200人超の体制を整備しました。今後、事業拡大に合わせて体制を拡充していくとともに、顧客・パートナー企業や、グループ企業との協創を推進していきます。
サービス | 概要 | 価格 | 提供開始 時期 |
---|---|---|---|
データ・アナリティクス・ マイスターサービス |
ビッグデータ利活用の「ビジョン構築」、「活用シナリオ策定」、「実用化検証」、「システム導入」の4フェーズのプロセスをトータルサービスで提供 | 個別見積 | 6月7日 |
今回の発表に関連し、ビッグデータ利活用に関する製品・サービスを2012年7月19日(木)〜20日(金)に東京国際フォーラムで開催するHitachi Innovation Forum 2012において紹介します。
株式会社日立製作所 情報・通信システム社 スマート情報システム統括本部
ビジネスイノベーション本部 先端ビジネス開発センタ [担当 : 浅見、吉田]
〒140-8572 東京都品川区南大井六丁目27番18号 日立大森第二別館
電話 : 03-5471-3384 (直通)
以上