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2012年1月12日
株式会社日立製作所
株式会社日立プラントテクノロジー
株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明)と株式会社日立プラントテクノロジー(取締役社長 : 東原 敏昭)をはじめとする日立グループは、このたび、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国のAbu Dhabi National Exhibition Centerにおいて、1月16日から19日まで開催される展示会「WORLD FUTURE ENERGY SUMMIT 2012」に出展します。本展示会は、アブダビ首長国のムハンマド皇太子が提唱する、持続可能な社会の構築をめざす構想「マスダール・イニシアティブ」の一環として開催されるもので、日立グループはJAPANパビリオンブース内で、先進の水環境ソリューションや電力・産業ソリューション、エンジニア向けITソリューションを紹介します。
日立グループは、中東地域を含むアジアベルト地帯*1を注力地域として、IT(情報技術)で高度化された社会インフラを提供する「社会イノベーション事業」のグローバル展開を強化しており、本展示会を通じて日立グループの技術・製品を広く紹介し、中東地域における事業拡大を図っていきます。
展示の概要は下記の通りです。
膜を用いて排水を高品質に処理し、再生水として再利用できるコンパクトMBR*2+RO*3システムや、太陽光発電を動力とした淡水化装置であるソーラー&ROシステム、油を磁気を有する固まりにした上で磁石を用いて水から分離する、凝集磁気分離方式を用いたOil&Gasプラント向け油水分離システムなどを紹介します。さらに、上水から下水、産業排水、再生水まで街を流れるさまざまな水の情報を、ITを活用して管理制御することで、より効率的かつ環境に配慮した水循環を実現するインテリジェントウォーター システムなども紹介します。
パネル両面での発電が可能で、縦型設置により砂の堆積が少ない砂漠地域に適した両面太陽光 モジュールや、LNGプラントを電動化することで、建設費用の低減や環境に対するインパクトの抑制、低騒音などを実現する中小型電動LNGプラント、火力発電所の排気ガスからCO2を回収し貯留するCCS(Carbon Capture & Storage)技術を紹介します。また、太陽光集熱器により取り出した熱エネルギーで直接冷凍機を駆動させ空調用の冷水を供給する太陽光熱利用空調システム(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からアブダビ首長国マスダールシティにおける事業化調査を受託し実施中)や、データセンタ冷却方式のひとつとしてITU*4(国際電気通信連合)の国際規格として採用された「天吊り型局所冷却」に準拠した省エネ空調システム「Ref Assist」、海洋深層水を空調用の冷熱源に利用し省エネを図るとともに、海水淡水化用の原水や産業用としても用いる「海洋深層水多段利用システム」なども紹介します。
製造業でよく使われる大判図面をテーブルに原寸大で投影し、指操作で画面を拡大/縮小しながら書き込みを入れたり、遠隔地とリアルタイムに情報共有できるテーブル型指タッチセンサー「StarBoard Link DR」や、デジタルペンで手書きの文字を電子化する業務支援システムを活用することで、業務の効率化を実現する「デジタルペン ソリューション」といった、環境に配慮したエンジニア向けのITソリューションなども紹介します。
株式会社日立製作所 中東支店 [担当 : 上野]
Office No. 1205 Al Masraf Tower, Baniyas Road, Deira, P.O. Box 5561, Dubai, UAE
TEL : 971-4-228-3617(直通)
株式会社日立プラントテクノロジー アブダビ事務所 [担当 : 堀]
408,4th Floor, Al Fahim Center,Street No.10,Almussafah Industrial Area,Abu Dhabi, UAE
TEL : 971-2-555-0856(直通)
以上