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2011年10月5日
株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、高画質・高音質なビデオ会議を実現する日立ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」*1に、モバイル用のオープンソースOSであるAndroidを搭載した端末からのビデオ会議への参加や、工場などにおける設備管理・保守作業の遠隔支援が可能な「スマートフォン対応」機能を追加し、10月6日から販売を開始します。
近年、金融や製造業をはじめ、さまざまな企業活動のグローバル化の進展や提供サービスの多様化に伴い、距離や時間にとらわれること無く迅速な情報共有や意志決定を行い、また不必要な出張などのコスト削減が可能なビデオ会議システムのニーズが高まっています。また、自然災害に対する事業継続計画(BCP)の面からも、遠隔地からの事業継続が可能なビデオ会議の有効性が強く認識されています。さらに、急速に普及しているスマートフォン端末は、企業活動において、どこからでもリアルタイムなコミュニケーションできるデバイスとしての期待が高まっています。
今回、販売開始する「スマートフォン対応」機能は、パソコンなどのビデオ会議端末の管理や複数拠点からの同時接続を可能とする「NetCS-HD」のビデオ会議サーバのオプション機能です。Android端末に、ビデオ会議システムにアクセスするためのクライアントソフトウェアをダウンロードすることで、パソコンなどの複数のビデオ会議端末への接続が可能となります。また、Android端末は、3G*2やWi-Fi通信での利用が可能なため、従来のインターネット回線などの設備を兼ね備えた拠点と拠点とを接続するビデオ会議に加え、屋外など、どこからでもビデオ会議への参加ができます。
これらにより、遠隔地からのリアルタイムでのビデオ会議参加に加え、工場などの保守員に対する管理センタからの設備管理・保守作業の遠隔支援や専門知識に関する取引先での営業支援など、幅広い分野での利用が可能となり、業務効率の向上や迅速な意思決定の実現につながります。
日立は、今後も、さまざまな利用目的や場面に応じた幅広いラインアップの拡充や機能強化を行い、業務効率の向上を支援するビデオ会議システムの提案、導入を積極的に進めていきます。
なお、日立は、2011年10月12日〜14日に東京ビックサイトで開催される「IT Pro EXPO 2011」に、日立ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」を出展し、今回発表した「スマートフォン対応」機能を活用したビデオ会議システムを紹介します。
「NetCS-HD」会議サーバからスマートフォン用クライアントソフトウェアをダウンロードすることで、他の「NetCS-HD」会議端末との多地点接続が可能となります。また、最大3画面表示ができ、パソコンなどの会議端末からのデータ共有参照も可能です。
名称 | 概要 | 価格(税込) | 提供時期 |
---|---|---|---|
「スマートフォン対応」機能 | 「NetCS-HD」会議サーバ「ビデオサーバS」および「ビデオサーバ」に対するオプション機能*3 | 個別見積 | 2011年 10月31日 |
日立ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」 | ビデオサーバS | 735,000〜*4 | 提供済み |
今後3年間で3,000システム
株式会社日立製作所 情報・通信システム社
通信ネットワーク事業部 企業ネットワーク本部 製品企画部 [担当 : 林、荒家(あらいえ)]
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