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2011年9月27日
日立オートモティブシステムズ株式会社
日立オートモティブシステムズ株式会社(代表取締役社長:大沼 邦彦/以下、日立オートモティブシステムズ)は、業務ニーズの変化に対応して容易にナビ機能をカスタマイズし最適化を図ることのできるスマートデバイス向けナビアプリケーションソフト「NS-100A」(以下、ナビアプリ)を10月3日から発売します。
本ナビアプリは、業務で車を活用する事業者が独自に収集・設定した道路情報や運行危険箇所情報、位置情報と連動した施設情報やスポット情報などを業務ニーズに合わせてナビ画面に表示する機能や、それらの道路情報を考慮した経路探索・誘導を行う機能などのナビ機能を提供します。スマートデバイスで動作する業務アプリケーションは、これらのナビ機能を組み合わせて使うことにより、業務運用に必要な機能や画面表示などヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)を容易にカスタマイズ・最適化することが可能です。また、本ナビアプリは、スマートデバイス向けに普及しているAndroid™ に対応しており、Android™ フレームワークが標準提供するインターネット接続機能やメディア再生機能などを利用した柔軟性の高い業務アプリケーションとも容易に連携することが可能です。本ナビアプリが提供するナビ機能は、ナビアプリケーション・プログラム・インターフェース(ナビAPI)として提供を開始し、ソフトウェア開発に必要なソフトウェア開発キット(SDK)提供についても順次整備していきます。本ナビアプリは、従来から日立オートモティブシステムズがシステムインテグレーターやソリューションプロバイダーを通じて提供している地図情報更新や交通情報などのコンテンツサービスとも連携します。
日立オートモティブシステムズは、本ナビアプリを株式会社日立ソリューションズの商用車向け動態管理サービス「スマートe-trasus」に提供し、運送業・サービス業を始めとした商用車を利用するお客様の利便性を高めるため協調連携を図っていきます。
タブレットやスマートフォンの標準アーキテクチャーであるAndroid™ に対応しており、ナビAPIを使用することでお客様の業務アプリケーションへの対応やHMIも専用カスタマイズが可能です。
本ナビアプリはAndroid™ のフレームワークに実装されており、Android™ のJava実行環境からナビAPIを介して必要なナビ機能を呼び出すことが可能です。このナビAPIを持つナビアプリとHMIおよび業務アプリとは分離されているため、ナビ開発者ではなくても必要なナビ機能を呼び出し容易にカスタマイズすることができます。
Android™ のJava実行環境からAndroid™ ナビプリが提供するナビAPIを利用することにより、ナビ開発者でなくてもナビ機能を呼び出しHMIをカスタマイズすることが容易です。
Android™ フレームワークが標準提供するインターネット接続を介して、リアルタイムでの情報の取得・更新やプローブ情報の送信が行えます。Android™ のJava実行環境からAndroid™ ナビアプリが提供するナビAPIを利用し、またAndroid™ により標準的に用意されているメディア再生機能を利用することにより、柔軟性が高く多彩な業務アプリを容易に作成することが可能です。
「スマートデバイス向けナビアプリケーション(NS-100A)」は、10月4日から8日まで幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「CEATEC JAPAN 2011」の日立ブースに出展します。
日立オートモティブシステムズ株式会社 CIS事業部 事業企画本部 [担当:大築]
〒140-0002 東京都品川区東品川四丁目12番6号 日立ソフトタワーB
TEL : 03-5781-4782(直通)
以上