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2011年6月15日
株式会社日立製作所
Hi-Rel Electronics Pvt. Ltd.

日立がインドHi-Rel Electronics社への資本参加について協議を開始

  株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)と、インド共和国(以下、インド)のHi-Rel Electronics Pvt. Ltd. (Managing Director : Piyush Shah/以下、Hi-Rel社)は、このたび、インドにおけるパワーエレクトロニクス事業の強化を目的に、日立のHi-Rel社への資本参加、新工場建設を含めた業務提携について、協議を開始することで合意しました。
  両社では、今後、本年9月末までを目処に、最終契約の合意に向けて協議を行っていきます。

  インドは、急速な経済成長に伴い、発電所・製鉄所・石油化学プラントなどの多くの大規模工場の建設が見込まれています。これらの工場の安定稼働や省電力化のためのインバータシステム、さらには、電源変動に対応する無停電電源装置(以下、UPS)のニーズが高まっています。また、経済成長と同時に低炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーへの投資の拡大も見込まれており、太陽光や風力発電などの出力変動に対応するためのパワーエレクトロニクス関連製品の市場の拡大が見込まれています。

  日立は、高効率・高信頼な情報・通信システム技術に支えられた社会インフラを提供する「社会イノベーション事業」のグローバル展開を加速しており、高い成長性が期待されるインドを注力11地域のひとつとして、現地でのさらなる事業拡大を図っています。社会イノベーション事業に含まれるパワーエレクトロニクス事業に関しては、日立は、これまで、製鉄所向け圧延機や石油化学プラント向け圧縮機などの中・高圧インバータドライブシステム、UPS、太陽光発電や風力発電システム向けインバータ装置など、国内外で多数の納入実績があり、高度な技術力と豊富なノウハウを有しています。
  一方、Hi-Rel社は、産業用UPSや低圧インバータを中心としたドライブシステムなどのパワーエレクトロニクス関連事業を行っており、インド全域における販売サービスの多数のネットワーク拠点を有しています。

  今回の合意により、日立の大規模プラントにおける中・高圧制御技術、高度な生産技術、豊富なシステムインテグレーションの経験・ノウハウと、Hi-Rel社の産業用UPS技術、低圧および中小規模制御技術、既存の生産設備、また、インド全域をカバーするネットワーク拠点などを組み合わせることで、両社は、インドにおけるパワーエレクトロニクス事業のさらなる拡大をめざし、協議を進めていきます。

Hi-Rel社概要

社名 Hi-Rel Electronics Pvt. Ltd.
代表者 Managing Director/Piyush Shah
所在地 インド共和国グジャラート州アーメダバード市
設立年月 1984年9月17日
事業概要 パワーエレクトロニクス技術関連製品の製造および販売
資本金 4,210万インド・ルピー(約7,600万円/2011年3月31日現在)

以上

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