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2011年6月1日
株式会社日立製作所
日立(中国)有限公司
「持続可能な社会をめざして 〜スマートな次世代都市づくりに貢献〜」をテーマに
環境に配慮した製品や技術を紹介
日立は、本日2011年6月1日から3日まで、中華人民共和国(以下、中国)の北京・中国ナショナルコンベンションセンターで開催される「日中グリーンエキスポ2011」に出展します。「持続可能な社会をめざして 〜スマートな次世代都市づくりに貢献〜」をテーマに、高度な情報通信システム技術により様々な社会インフラを連携することで、環境負荷を抑えながら安全・安心で豊かな都市生活を実現するスマートな次世代都市を構築する技術や製品を、「エネルギー」、「モビリティ」、「IT(情報通信)」、「水」、「産業」の5つの分野に分けて展示します。
本展示会は、日本経団連が設立したNPO法人である「日中グリーンエキスポ・マネジメント」と中国国際貿易促進委員会との共同主催による初めての国際環境見本市であり、日本と中国の企業約120社が出展し、約3万人の来場が見込まれています。日立は本展示会のスポンサーとして、グループ企業14社と共同出展します。
本展示会期間中に行われる記念フォーラムや専門セミナーでは、執行役専務 日立グループ最高環境戦略責任者 小豆畑(あずはた)茂による「日立の環境経営と日中協力の推進」の講演をはじめ、水環境ソリューション事業や次世代都市実現に向けた日立の取り組みに関する講演を予定しています。
日立は、2007年12月に地球温暖化防止に向けた長期計画「環境ビジョン2025」を発表し、「地球温暖化の防止」や「資源の循環的な利用」、「生態系の保全」を柱に、2005年度の製品を基準として2025年度までに日立の製品により年間1億トンのCO2排出抑制に貢献する目標を掲げています。現在、日立は、「グローバル」「融合」「環境」の3つを経営のフォーカスとし、情報通信システム技術で高度化された社会インフラを提供する「社会イノベーション事業」のグローバル展開を加速しています。この経営方針の下、持続可能な環境に配慮した次世代都市の構築にかかわるさまざまな事業やプロジェクトに積極的に取り組んでいます。
「グリーン発展路線を歩む」、「資源節約型・環境調和型社会の建設」を重点目標とした「第12次五カ年計画」のもと環境配慮型都市の建設が進む中国においても、日立は積極的な事業開拓を行っています。2010年以降、「中国・シンガポール天津エコシティ」(中国名:中新天津生態城) 、「広州ナレッジシティ」(中国名: 中新広州知識城)プロジェクトに参画するとともに、大連市とは社会イノベーション事業分野および資源循環利用・低炭素経済分野における協業を展開しています。今後も、中国のパートナーとの協力を推進し、中国の発展に貢献していきます。
「持続可能な社会をめざして 〜スマートな次世代都市づくりに貢献〜」
北京・中国ナショナルコンベンションセンター
展示ホール エレクトロニクスゾーン
スマートな次世代都市づくりに貢献する製品や技術
テーマ | 「日立の環境経営と日中協力の推進」 |
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講演者 | 執行役専務 日立グループ最高環境戦略責任者 小豆畑(あずはた)茂 |
日時 | 6月2日16時20分〜16時40分 |
テーマ(1) | 「スマートな次世代都市実現に向けた日立の取り組み」 |
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講演者 | 日立(中国)有限公司常務副総経理 野本正明 |
日時 | 6月2日14時30分〜15時 |
テーマ(2) | 「日立グループの水環境ソリューション事業への取り組み」 |
講演者 | 水環境ソリューション事業統括本部本部長 上田新次郎 |
日時 | 6月3日10時〜10時30分 |
中国は日立グループの最も重要な市場のひとつであり、141のグループ企業と、約60,000人の従業員を擁しています(2011年3月末現在)。中国における日立グループの2010年度(2010年4月1日から2011年3月31日)の売上高は、11,885億円(約143億米ドル)にのぼり、日立グループ全世界売上高の約13%を占めています。
日立グループは、中国において、情報・通信システム、電力システム、社会・産業システムなど幅広い分野で事業を展開しています。今後は、「社会イノベーション事業」を通じ、中国の資源循環・低炭素経済に貢献していきます。
以上