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2011年2月15日
![[画像]「ランブック自動化サービス」画面イメージ](0215.jpg)
株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明／以下、日立)は、企業などのCIO(Chief Information Officer)や情報システム部門の管理者向けに業務の効率化と高度化を支援する「日立ISマネジメント*1・サービス*2」において、従来のダッシュボード*3を活用した「ダッシュボード提供サービス」に加え、このたび新たにシステム運用部門向けに、情報システム運用業務手順であるランブックの自動化を実現する「ランブック自動化サービス」をラインアップに追加し、2月17日から提供を開始します。
昨今、企業などの情報システム部門においては、仮想化、クラウドなどの新しい技術の導入をはじめとした管理、運用の業務が複雑化するとともに、属人的な運用への依存や管理コストの増加が問題になりつつあります。こうした背景のもと、今回、日立は情報システム部門におけるシステム運用のさらなる効率化、業務品質向上が期待される「ランブック自動化サービス」を「日立ISマネジメント・サービス」のラインアップに追加しました。
「ランブック自動化サービス」は、システム障害や警告が発生した時に、従来、手動で対応していた手順や、仮想サーバーの導入時に必要となるプロビジョニング作業などの複雑な各種設定作業を自動化します。これにより、作業の標準化、作業時間の削減、作業効率の向上や、運用コストと人的ミスの低減を図ることができます。
また、特定の管理者に依存する運用管理のノウハウを、自動化フローに組み込むことにより、属人的な作業の排除による運用管理作業全体の適正化を行い、企業などの情報システム部門としてのサービス品質を向上することができます。
「ランブック自動化サービス」は、ユーザー拠点に設置するサーバ上で動作するRBAエージェントと呼ぶIT機器を操作し作業実行を行う機能をもつサーバと、日立リモートサポートステーション*4側に設置するRBAマネージャーと呼ぶVPN回線経由でRBAエージェントをコントロールし、自動化フローの実行や作業実績確認を行う機能をもつサーバにより実現されます。
日立独自のアセスメントシートを活用して現状の運用業務を調査・分析し、適用効果を踏まえた自動化の範囲や優先順位を決定し、運用業務手順(ランブック)の整備と作成支援を行うアセスメントサービスを提供します。これにより、企業などの情報システム部門における改善点の見える化を行います。
日立が従来培ってきた運用設計や運用の自動化などのノウハウを活かし、自動化フローの作成とシステム構築を行います。これにより、導入期間を短縮でき運用業務の自動化を効率的に推進できます。
サービス開始後も安心してシステムをご利用いただけるように日立リモートサポートステーション内にお問合せ窓口を設置し、万が一の障害発生の場合も24時間365日の体制でユーザーを支援していきます。また、システムの維持・メンテナンスや運用手順の変更による自動化フローの変更にもユーザーニーズに応じて迅速に対応します。
![[図]「ランブック自動化サービス」のシステムイメージ](0215-1.jpg)
| メニュー | 内容 | 主な機能 | 提供価格 | 提供時期 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ダッシュボード 提供サービス |
ダッシュボードを活用した 業務改革、 戦略意思決定のための 業務内容全般の 可視化支援 |
情報の自動収集 情報の一元管理 |
個別見積 | 提供中 | |
| - | 稼働状況 可視化 サービス |
システムリソースなど システム稼働状況に絞った 可視化支援 |
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| ランブック 自動化 サービス |
運用業務手順の 自動化による 業務効率化支援 および業務品質向上 |
運用業務手順 の自動化 |
個別見積 | 2011年 2月17日 |
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株式会社日立製作所 情報・通信システム社
ITサービス事業部 サービス事業開発本部 [担当:竹本、相原]
〒212-8567 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 日立システムプラザ新川崎
以上
