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2010年10月12日
株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、業界で初めて*1高速なデータ転送を可能とするUSB3.0(SuperSpeed USB)インターフェースに対応し、カラー画像などの入力速度を大幅に向上した卓上型のOCRスキャナ「HT-4139Uシリーズ」とドキュメントスキャナ「HT-4139-68U」を製品化し、10月14日から販売を開始します。
OCRスキャナは、紙に記載された文字を読み取る装置で、注文書や請求書といった帳票や書類、はがきなどの電子化に幅広く利用されています。またドキュメントスキャナは、図面や写真といった画像などをイメージデータとして取り込む装置で、個人情報保護法などの法規制への対応として書類を電子化し、長期保存する際などに使用されています。
今回、高速なデータ転送を可能とするUSB3.0(SuperSpeed USB)インターフェースに新たに対応します。これにより、カラー画像などの入力速度が高速となり、OCRスキャナ「HT-4139Uシリーズ」は従来機「HT-4139」と比べて最大約1.2倍*2、ドキュメントスキャナ「HT-4139-68U」は従来機「HT-4139-SCシリーズ」と比べて最大約2倍*2の入力速度を実現し、帳票や紙文書の迅速な電子化を可能とします。また、ドキュメントスキャナ「HT-4139-68U」は、今までオプションで提供していた両面フルカラーの入力に標準で対応するとともに、従来機と比べて約6割*3の価格に設定しており導入コストの低減を図ることができます。
さらに、手差しによる入力を可能にしたことや紙送り能力の向上などにより、従来電子化が難しかった破損のある帳票や書類、厚手のシーリングはがきなどの容易な電子化が可能となります。
PCなどとの接続方式のUSB3.0(SuperSpeed USB)インターフェースに業界で初めて対応し、データ量の大きいカラー画像などの入力速度を大幅に向上します。OCRスキャナ「HT-4139Uシリーズ」は従来機比約1.2倍となる最大約45枚/分、ドキュメントスキャナ「HT-4139-68U」は従来機比約2倍となる最大約114枚/分の入力速度を実現し、帳票や書類の迅速な電子化が可能です。
数百枚単位の書類束を一括で処理する通常のデータ入力に加え、今回、帳票一枚単位での手差し入力が可能となります。これにより、破損のある帳票や付箋紙付の書類などを保護用のクリアシートに挟み一枚ずつ紙送りし、読み込むことで、電子化することができます。
電子化できる入力用紙の厚さを従来機と比べ約1.2倍まで拡張します。これにより、厚手のシーリングはがきのような書類の紙送りが可能となり、従来よりさらに幅広い材質、形態の紙書類の電子化を実現します。
通常、読み取りに成功した書類と失敗した書類を二つのスタッカへ振り分けて排出しますが、今回、振り分け排出を行わずに一括排出でき、入力処理を通常運転時と比べ約1.3倍とさらに高速にした「速度優先モード」を追加します。ドキュメントスキャナ「HT-4139-68U」で本モードを選択した場合、最大約150枚/分*4の入力速度を実現します。処理速度の向上に加え、排出書類の順番変更を回避したいというユーザーニーズにも応えます。不明瞭な数値・文字を確認する際には、管理PC上から読み込んだ書類を参照できるため、書類原本を確認することなく業務が行えます。
製品名 | 価格(税込) | 出荷開始時期 |
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OCRスキャナ「HT-4139Uシリーズ」 | 253万500円〜*5 | 2010年11月30日 |
ドキュメントスキャナ「HT-4139-68U」 | 262万5,000円〜*6 |
記載の会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
株式会社日立製作所 情報・通信システム社
RAIDシステム事業部 販売推進本部 販売企画部 【担当 : 安藤】
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