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2010年9月3日
顧客向けサービス継続のため国際レベルのマネジメントシステムを確立
株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、社内カンパニーのひとつである情報・通信システム社のITサービス事業部において、事業継続マネジメントシステム(Business Continuity Management System/以下、BCMS)規格「BS25999*1-2:2007」の認証を株式会社日本情報セキュリティ認証機構(社長:下井 泰典/JACO-IS)から8月20日に取得しました。
今回認証を取得したITサービス事業部は、データセンタサービス事業やネットサービス事業、ITコンサルティング事業、ITマネジメント事業などのアウトソーシングサービス(ITサービス)を提供する事業部門です。今回の認証取得により、大地震、IT障害、情報漏えい、コンピュータウィルス、インフルエンザパンデミックなどの様々な脅威に直面した際に、顧客向けサービスへの影響を最小限にとどめること、経営的な視点や組織全体でサービスごとの重要度を認識できること、防災対策や被災後の迅速な復旧、さらには日常業務のプロセスを改善可能なことなど、日立のアウトソーシングサービス(ITサービス)の信頼性の高さが第三者機関に認められたことになります。
近年、ITシステムは社会インフラを支える重要な役割を担っており、システム障害が発生した場合、それによって発生する影響がより大きくなり、事業継続計画の重要性が増しています。
日立は従来、全社的に防災訓練を実施するのに加え、情報・通信システム社においては会社規則を定め、システム障害回復訓練などを実施してきました。さらに、ITサービス事業部では、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)「ISO/IEC27001」*2認証を2005年に、ITサービスマネジメントシステム(ITSMS)「ISO/IEC20000-2」*3認証を2008年に取得し、組織全体で事業継続計画を含めたセキュリティやシステム運用の改善を継続的に実施してきました。日立では、今年3月のJIPDECの「BS25999-2」正式運用開始を受け、「BS25999-2」の内容に合わせて、事業継続計画のさらなる見直しと改善を行い、これが認められ、今回の認証取得にいたりました。
今回認証取得した「BS25999-2」も含め、日立では、今後も、時代にマッチしたノウハウと国際標準規格に準拠した高度な水準のサービス提供に努めていくとともに、日立グループ全体へのノウハウの横展開を図ります。
株式会社日立製作所 情報・通信システム社 ITサービス事業部 [担当 : 国松]
〒212-8567 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 日立システムプラザ新川崎
電話 : 044-549-1659 (ダイヤルイン)
以上