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2010年9月2日
日産自動車株式会社
株式会社日立製作所
オリックス株式会社
オリックス自動車株式会社
株式会社日産カーレンタルソリューション
日産自動車株式会社、株式会社日立製作所、オリックス株式会社、オリックス自動車株式会社は、 4社共同で推進する「放電対応EV(電気自動車)を用いたエネルギーマネジメントシステム」について、2010年8月31日に、独立行政法人新エネルギー・産業総合技術機構(NEDO)が支援する「蓄電複合システム化技術開発*1」の採択を受けましたのでお知らせします。
本技術開発事業は、8月11日に横浜市から経済産業省に提出された「横浜スマートシティプロジェクト」(YSCP)*2のマスタープランを実施する関連提案と連携し、横浜市実証グループとして体制を整備して実施いたします。また、日産自動車はNEDOからの指名を受けて「蓄電複合システム化技術開発」の横浜市実証グループの幹事社として取り組んでまいります。
今回共同で推進する技術開発は、EVの車載蓄電池を、将来的に電力貯蔵可能な社会インフラの一つとして、家庭および地域社会で活用するためのものです。各社の役割は以下の通りとなります。なお、4社に加え、開発オブザーバーとして、株式会社日産カーレンタルソリューションが参画します。
これらの技術を、家庭・ビルや地域のエネルギーマネジメントシステムと連携させることで、戸建住宅や、集合住宅・ビル、エコ充電スタンドに接続するEVの車載蓄電池や定置型蓄電池を効率的かつ利便性良く 運用し、再生可能エネルギーの利用率の向上を図るとともに、地域一帯のエネルギーマネジメントの実用可能性を検証していきます。
今回開発する技術は、経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」として認定された横浜市が推進する「横浜スマートシティプロジェクト(Yokohama Smart City Project:YSCP)」の一部として、今後、同市にて実証を進めていく予定です。
日産自動車、日立製作所、オリックス、オリックス自動車、日産カーレンタルソリューションは、今後もCO2排出削減を支援し、地域社会の環境負荷低減につながるサービスの開発に取り組んでいきます。
以上