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2010年7月22日
新たに、積載質量2,500kg〜5,000kgまでの18機種をラインアップ
株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、積載質量2,500kg〜5,000kg(定格速度 : 30・45m/分)まで対応可能な機械室レス荷物用エレベーター18機種を新たにラインアップし、7月26日に発売します。従来、ロープ式荷物用エレベーターにおいては、積載質量2,000kgを超える範囲には、機械室を屋上に設ける機種で対応していましたが、大容量のモデルにも、機械室がない「機械室レス」の機種を拡大します。また、新機種は、新設案件だけではなく既設の荷物用エレベーターのリニューアルにも対応します。
近年、巻上機や制御盤を昇降路内に設置する機械室レスのエレベーターに対するニーズが高まっています。機械室レスのエレベーターでは、巻上機や制御盤を格納していた屋上の機械室が不要になることから、エレベーターの設置場所を決める際に配置上の制限を受けにくいという特長があります。また、周辺の建物に対する日当たりを確保するための規制にも対応しやすくなるなど、建物設計の自由度を向上することができます。
特に、工場や倉庫などで使用されることの多い荷物用エレベーターは、荷物をスムーズに運ぶための動線を考慮した配置が必要になることなどから、設置の自由度が高い機械室レス機種の需要が増加しています。2008年度の荷物用エレベーターの国内需要台数は、およそ1,300台ですが、機械室レス機種の比率は2005年度に約40%であったものが、2008年度は約75%と大きく伸長しています*1。
これを受け、このたび日立では、積載質量5,000kgまで対応可能な機械室レス荷物用エレベーター18機種を新たに発売しラインアップを強化します。
なお、新機種は、2009年9月に施行された改正建築基準法施行令*2に対応しています。
積載質量2,500kg〜5,000kg、定格速度30・45m/分に対応する18機種を新たに追加します。これにより、既に販売している600kg〜2,000kgまでの機種とあわせ、日立の機械室レス荷物用エレベーターは全28機種となり、お客様のご要望に幅広く対応します。
機械室レス 荷物用エレベーター | |||
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発売日 | 2010年7月26日 | ||
価格 | 個別見積*4 | ||
用途 | 荷物用 | ||
積載質量 | 600kg、 750kg、 1,000kg、 1,500kg、 2,000kg |
2,500kg、 3,000kg、 3,500kg |
4,000kg、 4,500kg、 5,000kg |
定格速度 | 45・60m/分 | 30・45m/分 | |
2枚戸片開き | 3枚戸片開き 2枚戸上開き |
2枚戸上開き | |
駆動方式 | ロープ式(機械室レスタイプ) | ||
速度制御方式 | インバーター制御 |
株式会社日立製作所 都市開発システム社 カスタマー・サポートセンター
TEL : 03-3620-1040 (直通) (平日9:00〜18:00)
以上