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2010年5月12日
株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、ミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage(日立アダプタブルモジュラーストレージ)2000シリーズ」(以下、AMS2000シリーズ)に、仮想化技術によりディスクアレイの容量使用効率を最大化できるボリューム容量仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」(日立ダイナミックプロビジョニング)*1を標準搭載し、中小規模システム向けに初期導入コストを従来と比べ最大約80%抑えた新モデル「Hitachi Adaptable Modular Storage 2010(以下、AMS2010)」を追加し、5月13日から販売を開始します。
本モデルの導入により、企業の部門システムなど、PCサーバを活用する中小規模システムにおいて、初期導入コストを低減し、容易に、かつ柔軟なシステム構築が可能となります。
日立は、今後も、金融や製造などのさまざまな分野に仮想化技術を核として、導入コストを削減し、業務効率を最大化するストレージソリューションの提案、導入を積極的に進めていきます。
「AMS2010」は、ミッドレンジディスクアレイ「AMS2000シリーズ」のエントリークラスモデルとして、PCサーバなどで構築される中小規模システム向けに提供する製品です。従来の「AMS2000シリーズ」のコントローラなどの内部構造を活用し、高信頼・高性能なハードウェアを提供するとともに、データの遠隔コピー機能やバックアップ機能などもオプションとして対応し、柔軟なシステム運用を可能とします。
今回、従来オプション機能として提供していたボリューム容量仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」を標準搭載にて提供します。「AMS2010」導入時から本機能を活用できるため、複雑な容量設計を不要にしつつ、ディスクアレイの容量使用効率の高いシステム運用が可能となります。これにより、金融業界をはじめ、さまざまな業界において、顧客の投資対効果を向上させるとともに、運用管理コストの改善を実現します。
製品の保守、安定稼働の支援を行う製品保証期間を、従来の「AMS2000シリーズ」の1年間から3年間に延長します。これにより、製品の長期にわたる安定稼働を実現するとともに、万が一、障害が発生した場合も、迅速に対応することで顧客システムの継続運用を可能とし、投資対効果を高めることができます。
名称 | 概要 | 価格(税込) | 出荷時期 |
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Hitachi Adaptable Modular Storage 2010 |
デュアルコントローラ ファイバチャネル 4ポート(4Gbps) キャッシュメモリ 4GB、 容量約285GB〜 ボリューム容量仮想化機能標準搭載 |
175万5,600円〜*2 | 2010年 5月13日 |
2010年5月12日〜14日に東京ビッグサイトで開催される「第12回データストレージEXPO」の日立グループブースにて「AMS2010」を出展します。
株式会社日立製作所 情報・通信システム社
RAIDシステム事業部 事業企画本部 製品企画部[担当:加納、岸本]
〒250-0872 神奈川県小田原市中里322-2
TEL : 0465-49-1111(大代表) 内線 5419、5777
以上