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2010年4月23日
株式会社日立製作所
日立ヨーロッパ社
日立ヨーロッパ社と株式会社日立製作所(以下、日立)は、5月7日、ベルギーのブリュッセルにおいて、「第12回EU-日立 科学技術フォーラム」(以下、科学技術フォーラム)を開催します。本科学技術フォーラムは、欧州の研究者・政府・学術関係者、NGOなどの専門家が、欧州社会が抱える社会問題に対し、科学技術がその解決にどのように貢献できるかを議論し、提言します。12回目となる今回は、日立創業100周年を記念して「持続可能な社会のためのスマートなエネルギー利用(Smart Energy Usage for a Sustainable Society)」をテーマに、スマートグリッドや二酸化炭素排出ゼロに向けたエネルギー使用のあり方などについて、基調講演やパネルディスカッションを行います。議論の結果は報告書にまとめ、欧州委員会、欧州議会、EU加盟各国の代表、ジャーナリスト、大学関係者などに配布する予定です。
日立は今後も、社会イノベーション事業のグローバル展開と、欧州に根ざした社会貢献活動の継続によって、欧州社会の発展に貢献していきます。また、日立創業100周年となる本年、日立グループは様々な社会貢献・CSR活動をグローバルに展開していきます。
株式会社日立製作所 執行役専務 欧州総代表 スティーブン・ゴマソール
エネルギー効率の高い社会とそれを支える技術を実現するための政策について討論を行います。
テーマ | 2050年までの二酸化炭素排出量ゼロをめざした政策と戦略 |
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導入講演 | 欧州環境機構 事務局長 ジャクリーヌ・マクグレード博士 |
司会 | WWF(世界自然保護基金) 欧州政策オフィス・欧州の気候とエネルギー政策局長 ジェイソン・アンダーソン |
講演者 | 株式会社日立製作所 情報制御システム社CTO 前田 章 |
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テーマ | 情報制御システム事業による社会イノベーションの推進 |
エネルギーの効率的な使用に関する既存の技術と課題、今後必要となる技術革新について、運輸・輸送、電力、建設(ディベロッパー)の3分野の専門家が産業界の視点で講演し、出席者との意見交換を行います。
テーマ | 二酸化炭素排出量ゼロの実現に向けた先端技術について |
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「産業界における電力使用の動向」「消費者の電力使用の動向」「ICT( Information and Communication Technology)を活用したエネルギーの効率使用」の3つのテーマで討論を行います。
URL : http://www.hitachiforum.eu/
本科学技術フォーラムは、1998年に開始した、欧州における日立の社会貢献プログラムで、今回の開催は12回目となります。欧州社会が抱える社会問題に対し、科学技術がその解決にどのように貢献できるか、欧州の研究者・政府機関・学術関係者を中心に、議論・提言を行ってきました。日立は本科学技術フォーラムを通じ、日立が有する高度な科学技術による欧州社会への貢献をめざしています。これまで、ドイツ、アイルランド、ベルギー、ハンガリー、スウェーデン、フランスなどの各都市で「水」、「交通」、「環境」などをテーマに開催しています。前回の第11回フォーラムは2008年にドイツのミュンヘンで「高齢化社会」をテーマに開催され、110名が参加して活発な議論と提言を行いました。
日立は欧州において、141のグループ企業をもち、従業員数は約11,000人です(2009年3月末現在)。欧州における2008年度の日立グループの売上高は、9,044億円で、日立グループの連結売上高の約9%にあたります。電力システム、鉄道システム、情報・通信システム、建設機械などの事業を展開しています。
株式会社日立製作所欧州コーポレート事務所 [鈴木]
Avenue Louise 326, Bte 11
1050 Brussels, Belgium
TEL : +32-2-643-4888 (直通)
以上