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2010年4月20日
日立オートモティブシステムズ株式会社
Airbiquity Inc.
日立オートモティブシステムズ株式会社(代表取締役社長: 大沼邦彦／以下、日立オートモティブシステムズ)とAirbiquity社(本社:米国ワシントン州シアトル、President and Chief Executive Officer:Kamyar Moinzadeh／以下、Airbiquity)は、このたび、電気自動車(以下、EV)向けのテレマティクスサービスをグローバルに提供するため提携しました。
今日の市場においては、ゼロ・エミッション・モビリティの実現と、世界的なCO2排出量低減にむけて、EVの実用化に力が注がれています。EVには、いつ、また、どの近くの充電ステーションへ車両を誘導するかといったドライバーへのアドバイスや、携帯電話やスマートフォンなどを使った充電状況のチェック、最適ルートの探索など様々なサービスを含むきめ細かいテレマティクス支援サービスが必要とされます。
このたびの提携により、日立オートモティブシステムズとAirbiquityは、クルマとのコネクティビティを実現し、EV向けの基本サービスやその他の共通アプリケーションを提供するグローバルなサービスのための共通システム基盤を構築することが可能となりました。これらのサービスは、EVメーカーのニーズに応じたカスタマイズや組み合せが可能で、グローバルな連携システムを通じて提供されます。また、日立オートモティブシステムズとAirbiquityが構築するプラットフォームはスマートグリッドのネットワークにおける重要なハブの一つとなることから、スマートグリッド関連システムとの連携を可能とするゲートウェイ基盤も整備していきます。これらにより両社のグローバルテレマティクスサービス分野でのプレゼンス向上を図るとともに、サービスを利用するクルマメーカーにおけるワールドワイドでのEVソリューションの早期実現と効率化およびサービス運用コストの最適化を支援します。
AirbiquityのGlobal Business Development担当Senior VP、David Jumpaは、次のように述べています。
「日立オートモティブシステムズとの提携により、先進のクルマ向け次世代サービスの構築を支援することに感激しています。信頼を誇る私たちのクルマ向けソリューションが、グローバルテレマティクスサービスにおいてミッションクリティカルな情報のやりとりに必要とされるシステム基盤を日立オートモティブシステムズに向けて提供できることに自信を持っています。」
日立オートモティブシステムズ CIS事業部 次世代テレマティクスセンター 部長、柏山正守は、次のように述べています。
「効率的な交通・輸送および環境保全への貢献の重要性に対する社会的な認識の高まりに沿って、日立オートモティブシステムズは、テレマティクスサービスプロバイダーに向けてスマートかつ先駆的なソリューションを提供することに注力し続けてきました。これらと、クルマとのコネクティビティに関するAirbiquityの専門技術と幅広い業務経験との組み合せにより、クルマメーカーが単独でサービスの運用・維持を行う場合に比べ、より素早く、効率的に行うことができるようになると期待しています。」
日立オートモティブシステムズ(株)は、(株)日立製作所の100%子会社です。自動車部品および輸送用並びに産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービス等の事業において幅広い自動車機器システムを手がけており、エンジンマネジメントシステム、エレクトリックパワートレインシステム、走行制御システム、車載情報システムに及んでいます。
より詳細な情報については、こちらをご覧下さい。
Airbiquityは、コネクティビティ基盤の設計、運用、管理における世界的なリーダー企業です。 今日、1,300万台の車両でAirbiquityの専門技術・経験が活かされ自動車やモバイルリソース管理産業などのリーダー企業における高度な輸送サービスを可能にしています。
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日立オートモティブシステムズ株式会社 CIS事業部 事業企画本部 [担当:大築]
〒140-0002 東京都品川区東品川四丁目12番6号 日立ソフトタワーB
TEL : 03-5781-4782 (直通)
以上
