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2010年4月2日
株式会社日立製作所
日立ビークルエナジー株式会社
株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)とハイブリッド電気自動車用等のリチウムイオン電池開発・製造会社である日立ビークルエナジー株式会社(取締役社長:湯原 政文/以下、日立ビークルエナジー)は、このたび4月23日から5月2日まで*中華人民共和国(以下、中国)北京市で開催される「第11回北京国際モーターショー(Auto China 2010)」に車載用リチウムイオン電池を出展します。
近年、世界各国で自動車排出ガス規制が強化され、ハイブリッド電気自動車(以下、HEV)、プラグイン・ハイブリッド電気自動車(以下、PHEV)や排気ガスを全く排出しない電気自動車(以下、EV)の市場が拡大しつつあり、リチウムイオン電池は、小型・軽量な二次電池として注目されています。
日立グループは、電池の材料から制御システムまでの幅広い「技術力」と「モノづくり力」を活用して、2000年に世界に先駆けて安全で高性能かつ長寿命な自動車用第一世代リチウムイオン電池を開発・生産して以来、リチウムイオン電池の開発・量産を進めてきました。その後、2005年からは第二世代リチウムイオン電池を商用HEV(バス・トラック)や鉄道車両等の市場に投入し、現在までのリチウムイオン電池の累計出荷台数は、HEV台数換算で約1万台分に相当する100万セルに達しています。
また、2009年5月には世界トップレベルの出力密度4,500W/kgのHEV用第四世代リチウムイオン電池を開発し、本年1月には高出力密度と高エネルギー密度を両立したPHEV用リチウムイオン電池を開発しました。
組織面でも、日立は、2009年4月に「電池事業統括推進本部」を設立、さらに本年4月1日付で日立マクセル株式会社(以下、日立マクセル)と日立ビークルエナジーを構成会社とする、「電池システム社」へと発展させました。今後も、日立グループとして、産業用電池を手掛ける新神戸電機株式会社(以下、新神戸電機)や自動車部品・システムを手掛ける日立オートモティブシステムズ株式会社と連携し、リチウムイオン電池の事業展開を積極的に進めていきます。
今回の「第11回北京国際モーターショー」では、日立ビークルエナジーが有する車載用HEV用、PHEV用の各種リチウムイオン電池を一堂に展示します。
日立および日立ビークルエナジーは、車載用リチウムイオン電池の中国市場への拡販を積極的に推進します。
日立ビークルエナジーの主な展示内容は以下の通りです。
会社名 | 日立ビークルエナジー株式会社 |
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代表者 | 取締役社長 湯原 政文 |
資本金 | 75億円 (日立65.3%、新神戸電機24.7%、日立マクセル10.0%) |
設立 | 2004年6月25日 |
本社所在地 | 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 |
事業内容 | ハイブリッド電気自動車用などリチウムイオン電池のマーケティングおよび開発、製造 |
以上