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2010年2月1日

サウジアラビアにおいて教育に関する社会貢献プログラムを実施

  株式会社日立製作所(執行役会長兼執行役社長:川村 隆/以下、日立)は、このたび、サウジアラビア王国(以下、サウジアラビア)において、教育に関する社会貢献プログラム「日立・サウジアラビア教育プログラム」を実施します。本プログラムは、本年9月にサウジアラビアの教育関係者6名を約1週間にわたり日本に招き、日本の教育現場や先端的な教育システムの紹介と、帰国後のフォローアップなどを通じサウジアラビアが国をあげて取り組んでいる教育の充実に貢献するものです。
  日立は、2010年に迎えた創業100周年を、これまで積み重ねてきた社会貢献・CSR活動の集大成と位置づけその活動をグローバルに推進していますが、本プログラムもその一環となります。

  サウジアラビアは、豊富な石油・ガス生産を背景に、2008年の世界経済危機以降も堅調に成長を続けており、また、人口も増加し全人口に占める若者の割合が増えています。このため、増加する人口を支えるための社会・産業インフラの整備が急務となるとともに、国をあげて教育の充実に取り組んでいます。このような背景から、日立は、これまで推進してきた日米欧の教諭交流プログラム「HISTEP(ハイステップ)」(Hitachi International School Teachers Exchange Program)などの社会貢献プログラムの経験を踏まえ、「日立・サウジアラビア教育プログラム」を実施します。

「日立・サウジアラビア教育プログラム」の概要

  「日立・サウジアラビア教育プログラム」は、サウジアラビアの教員をはじめとする教育関係者6名の参加者を募り、本年9月に約1週間にわたり日本に招くプログラムです。参加者は、先進的な理数・国際教育を行っている立命館中学校・高等学校ほか、公立・私立の学校において、独自の授業カリキュラムや学校組織のマネジメント方法、理数・国際教育の取り組みについて紹介を受ける予定です。さらに、日本の教育関連政策や教員養成・教育システムについても学ぶ機会を提供するほか、帰国後のフォローアップなどを通じ、継続的なサポートを行う予定です。

  日立は2009年10月に、サウジアラビアにおける拠点として首都リヤドにリヤド支店を開設し、2010年1月26日から29日にリヤド市内で開催された、高等教育国際展示会(International Exhibition for Higher Education)に唯一の日本企業として参加しました。同展示会では、電子黒板やデジタルペンなど先進のICT(Information and Communication Technology)機器による「未来の教室」のデモンストレーションを行い、高い評価を得ています。
  サウジアラビアは今後、公立学校の教育改革プロジェクトなど、さまざまな教育プロジェクトを実施する計画で、日立は、社会貢献プログラムと先進のICT機器による教育ソリューションの提案を通じ、サウジアラビアの教育の充実に貢献していきます。

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 国際事業戦略本部 欧米・中東戦略センタ [担当:塩崎]
〒100-8280 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
TEL : 03-4564-2830

株式会社日立製作所 リヤド支店 [担当:越後]
C/O InterContinental Hotel Riyadh, P.O. Box 3636, Riyadh 11481, Kingdom of Saudi Arabia
TEL : +966-1-464-9169

以上

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