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2009年12月4日
消費電力量を従来比約90%削減
株式会社日立製作所(執行役会長兼執行役社長 : 川村 隆/以下、日立)は、青森県青森市中央一丁目に設置中の屋外広告塔「青森ネオン」を全面改修し、12月7日より、LEDを使用した新しいデザインの屋外広告塔「青森LED看板」の点灯を開始します。「青森LED看板」は、デザインを大きく見直したほか、これまで使用していたネオン管を廃止し、新たにLEDを採用することで、年間消費電力量を従来と比較して約90%削減することができます。
「青森ネオン」は、青森港と青森中央インターを結ぶ柳町通りと、奥州街道(国道4号)が交差する本町交差点角の青森日商連中央ビルの屋上に設置されています。大通りの交差点角であるため視認性が高く、また青森ねぶた祭の運行経路(奥州街道)沿いに設置していることから、青森県内外へのPR効果が高いなど、日立は「青森ネオン」を東北地方における日立のシンボル的ネオン看板の一つとして位置付けてきました。2000年12月の設置から9年が経過したことに伴い、このたび、改修工事を実施しました。今回の全面改修にあたっては、環境に配慮した仕様を重視し、看板のデザインを大きく見直したほか、ネオン管を廃止して光源をすべてLEDに変更しました。これにより、従来に比べ、年間消費電力量を約90%削減することができます。
日立グループでは、2007年12月に策定した「環境ビジョン2025」に基づき、地球環境の保全、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでおり、今回の全面改修もこの考えに則ったものです。日立は、その他の屋外広告塔へのLED採用を検討するなど、今後も環境に配慮した看板への改修を推進します。
「青森ネオン」は、装いも新たに「青森LED看板」として、これからも東北地方における日立のシンボルとして、その灯りをともし続けていきます。
現状 | 改修後 | |
---|---|---|
内容 | 表面 : ネオン 側面 : ネオン + 投光器 |
表面 : 文字およびバックパネル外枠LED内照 側面 : 切文字(光源無) |
1日の消費電力*1 | 約178.9kWh | 約16.8kWh |
年間消費電力*2 | 約65,299kWh | 約6,132kWh |
年間CO2排出量*3 | 約36.2t | 約3.4t |
年間消費電力削減量 | - | 約59,167kWh(90.6%削減) |
年間CO2排出削減量 | - | 約32.8t(90.6%削減) |
株式会社日立製作所 東北支社 企画部 [担当 : 小野、古山]
〒980-8531 宮城県仙台市青葉区一番町四丁目1番25号 東二番丁スクエア
TEL : 022-223-1040 (直通)
以上