このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。
2009年10月27日
同時に、ディスクアレイ製品向けとしては業界で初めて、
7年間のハードウェア長期保証を実現するロングライフサポートモデルを提供開始
株式会社日立製作所(執行役会長兼執行役社長:川村 隆/以下、日立)は、ミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage(日立アダプタブルモジュラーストレージ) 2000シリーズ」(以下、AMS2000シリーズ)で提供しているオプション機能で、仮想化によりディスクアレイの容量使用効率を最大化できるボリューム容量仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」(日立ダイナミックプロビジョニング)*1を、このたび強化します。具体的には、ディスクアレイの容量を追加した際に業務データを自動的に再配置する機能や、既存の業務データを削除した後の空き領域を、システムを停止することなく自動的に再利用できる機能を追加し、10月28日から販売を開始します。
また今回、同時に、「AMS2000シリーズ」のラインアップ全3機種に、ディスクアレイ製品向けとしては業界では初めて、7年間のハードウェア長期保証を実現するロングライフサポートモデルの販売を、同じく10月28日から開始します。これにより、システムの保守サービス期限切れによるシステム停止や更新作業回数の低減を図ることができ、システム運用のコスト削減につながります。
今回強化した「Hitachi Dynamic Provisioning」では、稼働中の業務システム環境下でディスクアレイの容量を追加する際に、実記憶領域全体で、自動的に業務データを再配置できます。サーバなどからの一部のハードディスクドライブへのアクセス集中を防ぐことにつながります。これにより、安定した性能やシステム運用を確保するだけでなく、金融や製造業界など、さまざまな業界で増加し続ける企業データに柔軟に対応できます。
また、既存の業務データを削除した際に、サーバ側の設定変更やシステム停止なく、その割り当て領域の開放ができるほか、ディスクアレイ容量が必要な別業務への再活用も可能となります。これにより、ディスクアレイの容量の効率的な運用が、柔軟に、かつ容易にできるため、管理コストの削減を実現します。なお、今回、「Hitachi Dynamic Provisioning」で強化した、このディスクアレイのデータ領域を開放する機能については、株式会社シマンテック(日本法人代表取締役社長:加賀山 進/以下、シマンテック社)のUNIXやPCサーバなどのさまざまなOSに標準搭載されているVeritas File System(以下、VxFS)*2に対応し、サーバ上のデータ削除とディスクアレイの領域開放のシステム連携を実現します*3。
日立は、今後も、金融業界をはじめ、さまざまな分野に仮想化技術を核として、業務効率を最大化し、コスト削減を支援するストレージソリューションの提案、導入を積極的に進めていきます。
名称 | 概要 | 価格(税込) | 出荷時期 |
---|---|---|---|
Hitachi Dynamic Provisioning 「ボリューム容量仮想化機能」 |
Hitachi Adaptable Modular Storage 2500/2300用 |
207万9,000円 | 2009年 11月10日 |
Hitachi Adaptable Modular Storage 2100用 |
69万3,000円 |
株式会社日立製作所 情報・通信システム社
RAIDシステム事業部 事業企画本部 製品企画部 [担当:加納・岸本]
〒250-0872 神奈川県小田原市中里322-2
TEL : 0465-49-1111 (大代表) 内線5419, 5733
以上