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2009年9月3日
日立アプライアンス株式会社
蛇口やシャワーへの給湯配管など*1に、さびにくく、汚れにくい*2「ステンレス配管」を採用
日立アプライアンス株式会社(取締役社長:石津尚澄)は、自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機 水道直圧エコキュート「ナイアガラ出湯」一般地仕様の新製品6機種を10月15日より、順次発売します。
今回発売する6機種では、蛇口やシャワーへの給湯配管に、さびにくく、汚れにくい「ステンレス配管」を採用しました。また、風呂の追いだき時に湯が循環する配管には、「ステンレス・クリーン システム」を搭載しました。「ステンレス配管」の採用と、風呂の湯を排水する度に配管内を水道水で自動洗浄する機能とを組み合わせたこのシステムにより、配管内を清潔に保ちます。「ステンレス配管」および「ステンレス・クリーン システム」は、これまで寒冷地*5仕様の「ナイアガラ出湯」2機種*6に採用しており、好評なことから、今回一般地仕様にも採用しました。
また、この6機種では、従来*7に引き続き日立独自の「水道直圧方式」を採用しました。蛇口やシャワーから給湯する場合、水道水の給水圧力を減圧して、いったん貯湯タンクに貯めた後に沸き上げて給湯する「減圧弁方式」と異なり、「水道直圧方式」では、貯湯タンクを介さずに水道水を瞬間的に沸き上げて給湯します。このため、給湯圧力が高く、蛇口やシャワーでの勢いある給湯が可能です。「減圧弁方式」と比べ、シャワー出湯時の圧力は約2.9倍*8、台所の給湯と浴室のシャワーを2ヵ所同時に使用した際のシャワーから出る湯の量は約1.6倍*9となるとともに、3階でも勢いあるシャワーを使用可能です。
なお、「水道直圧方式」および配管のステンレス化技術は、中部電力株式会社(代表取締役社長:三田敏雄)と共同開発したものです。
また、一般地仕様の「ナイアガラ出湯」新製品6機種の他に、減圧弁方式を採用したフルオートと給湯専用*10の6機種を10月5日より順次発売します。
タイプ | タンク 容量 |
型式 | 本体希望 小売価格 (税込) |
発売 予定日 |
月間販売 目標台数 |
|
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「ナイアガラ出湯」 (水道直圧方式) |
薄型 タンク (プレミアム*11) |
460L | BHP- FSV46GD |
1,102,500円 | 11月 5日 |
1,500台 |
370L | BHP- FSV37GD |
981,750円 | ||||
薄型 タンク |
460L | BHP- FS46GD |
1,039,500円 | 10月 25日 |
||
370L | BHP- FS37GD |
918,750円 | ||||
標準 タンク |
460L | BHP- F46GD |
937,650円 | 10月 15日 |
||
370L | BHP- F37GD |
853,650円 | ||||
フルオート (減圧弁方式) |
標準 タンク |
460L | BHP- F46GU |
853,650円 | 10月 5日 |
1,500台 |
370L | BHP- F37GU |
769,650円 | ||||
給湯専用 (減圧弁方式) |
標準 タンク (オート ストップ 機能付) |
460L | BHP- ZA46GU |
761,250円 | 12月 5日 |
|
370L | BHP- ZA37GU |
677,250円 | ||||
標準 タンク |
460L | BHP- Z46GU |
740,250円 | |||
370L | BHP- Z37GU |
656,250円 |
従来の銅配管に比べ、さびにくく、汚れの付着しにくい素材であるステンレスを、蛇口やシャワーへの給湯配管(直圧給湯配管)に採用しました。給湯時に貯湯タンクを介する「減圧弁方式」に比べ、水道水の水質を維持したままの湯が利用可能な「水道直圧方式」の特長と相まって、より気持ち良く湯を利用できるようになります。
風呂の追いだき時に湯が循環する配管(風呂追いだき配管)には、「ステンレス・クリーン システム」を搭載しました。「ステンレス配管」の採用と、風呂の湯を排水する度に配管内を水道水で自動洗浄する機能とを組み合わせたこのシステムにより、配管内を清潔に保ちます。
付属の風呂リモコンおよび台所リモコンの液晶画面を大型化することで見やすくしました。液晶画面については、面積を従来比約1.6倍の大きさとし、従来比約6.4倍となる約51,000画素のフルドット表示の液晶を採用することで、大きな文字でくっきりと読みやすくしました。
また、ボタンの配置についても見直し、使用頻度の高いボタンを選びやすいリモコン前面に配置することで操作性を向上させました。使用頻度の低いボタンや、新設した“自動洗浄”などの設定専用ボタンなどは、リモコン下部に新たに設けた扉の中に収納しました。さらに、音声ガイド機能も強化し、“おしえて”ボタンを押すことで、従来からの設定内容や運転状況の説明に加え、次の操作の説明も、音声で聞けるようになりました。
設置作業の最後に行うエコキュートの試運転作業*12において、配管状態の確認作業の一部を並行して行えるシステムに変更し、その所要時間を従来の約60分から約30分に半減*13しました。また、貯湯タンクユニット内の水位センサーおよび風呂循環ポンプの改良により、従来機種では3階での風呂の湯はりに対応する際に必要だった別売品*14の購入と取り付け工事を不要としました。さらに、配管が集まる貯湯タンクユニット下部の“蹴込み部分”のスペースの奥行を約10mm広げ*15、配管工事をしやすい構造としました。加えて、プレミアムの2機種 *16以外の4機種については、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの合計重量を2〜4kg軽量化しました。*17
2009年度の家庭用エコキュートの国内市場は、約55万台(前年比110%)の需要が見込まれています。これは、エコキュートの優れた省エネ性能とCO2発生量の少なさなど、環境に配慮した点が注目されているためと考えられます。(日立調べ)
今回は、これまで寒冷地仕様の「ナイアガラ出湯」2機種に採用されていた「ステンレス配管」および「ステンレス・クリーン システム」を一般地仕様の6機種に搭載しました。
電話 | 0120-3121-19 |
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以上