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2009年7月23日
株式会社日立製作所
日立電梯(中国)有限公司
日立電梯(上海)有限公司
日立(中国)有限公司
研究開発センターと、2010年に完成予定の中国一*の高さ172.6mの試験塔を併設
株式会社日立製作所(執行役会長兼執行役社長:川村 隆/以下、日立)の中華人民共和国(以下、中国)における昇降機の製造・販売・サービス会社である日立電梯(中国)有限公司(総裁:、本社:中国広東省広州市/以下、日立電梯(中国))は、2007年2月に設立した日立電梯(上海)有限公司
(総経理:張 国強、本社:中国上海市/以下、日立電梯(上海))の生産拠点を、本日より本格稼働します。
これにより、中国での生産能力は、日立電梯(中国)の大石工場、日立楼宇設備製造(天津)有限公司と合わせて、年産3.5万台に拡大します。
中国の昇降機市場は、1990年代半ば以降、年々需要が拡大しており、2008年度の需要台数は20万台を超える世界最大の市場となっています。日立は、1981年に中国における昇降機事業を本格的に開始して以降、2004年に広州に日立電梯亜州開発センター、2005年に天津に製造拠点を開設するなど、着実に事業を拡大してきました。
今回本格稼動する生産拠点は、大きな需要が見込まれる華東地区の中心である上海市青浦工業園区内に位置しており、敷地面積18.5万m2で、年産1万台の生産能力を持っています。また、環境に配慮した生産設備として、高度な浄化処理装置を導入し、製造工程で生じる廃水を循環利用するほか、塗装工程から発生する有害物質である揮発性有機化合物(VOC)の吸着装置を導入しています。
さらに、広州に次ぎ、中国では2カ所目となる研究開発センターを併設しているほか、2010年には中国一の高さである172.6mの試験塔も完成予定であり、中国におけるエレベーターの高速化に対応した機種の拡大に向けて開発を進めていきます。
今後、さらなる伸長が期待される中国市場において、既存の広州・大石工場、天津工場と合わせた3拠点での生産体制と中国全土での営業・サービス拠点の整備により、顧客ニーズに対応した、製造からアフターサービスまでの高効率化を実現し、事業の拡大を図っていきます。
会社名 | 日立電梯(上海)有限公司 (Hitachi Elevator (Shanghai) Co., Ltd) |
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所在地 | 中国上海市青浦工業園区 |
設立 | 2007年2月 |
資本金 | 4,000万米国ドル(約38億円) |
出資者 | 日立電梯(中国)有限公司60.0%、 日立(中国)有限公司28.0%、 広州広日集団有限公司12.0% |
総経理 | 張 国強 |
主な事業内容 | 昇降機の研究、開発、製造 |
会社名 | 日立電梯(中国)有限公司 (Hitachi Elevator (China) Co., Ltd.) |
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所在地 | 中国広東省広州市天河北路233号中信広場弁公楼62楼 |
設立 | 1995年10月 |
資本金 | 6,488万米国ドル(約62億円) |
出資者 | 日立グループ70% (日立(中国)有限公司54.3%、 株式会社日立ビルシステム7.85%、 日立電梯工程(香港)有限公司7.85%) 広州広日集団有限公司30% |
総経理 | |
主な事業内容 | 昇降機の製造、販売、据付、保守、改修、ビル管理システム |
以上