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Hitachi

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2009年7月6日
日立アプライアンス株式会社

光センサーと4つの温度センサーによる適温調理機能を強化し、使い勝手を向上

ダブルオールメタル対応*1・3口IHクッキングヒーターを発売

“オーブン”に過熱水蒸気機能を搭載し、脂や塩分を抑える
ヘルシーメニューの調理も可能に

[画像]日立ダブルオールメタル対応・3口IHクッキングヒーター HT-D20TWFS(トッププレート幅 75cm)

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長:石津尚澄)は、「高性能サーモパイル式」光(赤外線)センサーと4つの温度センサーによる適温調理機能を強化し、さらに“オーブン”(以前*2のグリル部分)に過熱水蒸気機能を搭載したダブルオールメタル対応・3口IHクッキングヒーター HT-D20TWFSを含む「HT-Dシリーズ」全21機種を8月10日から発売します。
  なお、今回のシリーズでは、全ての機種にて適温調理機能と過熱水蒸気機能付き“オーブン”を搭載します。

  本製品は、「高性能サーモパイル式」光センサーと4つの温度センサーの働きで加熱時の鍋底の温度を幅広い温度帯で検知し、IHクッキングヒーターを初めて使う方でも、簡単に予熱時・調理時の火加減調整ができるよう適温調理機能の使い勝手を向上させました。フライパン調理向けの適温調理メニューとして、従来*3の「ステーキ」「炒め」に加え、「卵焼き」を追加するとともに、好みに応じて各メニューの設定温度から上に3段階、下に3段階温度調整できるようにしました。さらに、鍋のサイズや反りなどの条件を緩和*4し、使用可能な鍋の範囲を広げました。
  また、“オーブン”に過熱水蒸気機能を搭載し、脂や塩分を抑えるヘルシーメニュー調理を可能としました。鶏の脂や塩鮭の塩分などを落とす過熱水蒸気を利用した調理方法と、通常の“オーブン”加熱での調理方法を好みに合わせて選択できます。

型式および発売日 (主要機種)

型式 タイプ 本体希望
小売価格
発売
予定
当初月間
生産台数
HT-
D20TWFS
3口IH ダブル
オール
メタル
対応

75cm
レンジ
フード
連動*5
418,950円
(税込)
8月
10日
12,000台*6
HT-
D20TFS

60cm
レンジ
フード
連動*5
397,950円
(税込)
HT-
D10TWFS
オール
メタル
対応

75cm
レンジ
フード
連動*5
371,700円
(税込)
HT-
D10TFS

60cm
レンジ
フード
連動*5
350,700円
(税込)
HT-
D9TWFS
鉄・
ステンレス
対応

75cm
レンジ
フード
連動*5
340,200円
(税込)
HT-
D9TFS

60cm
レンジ
フード
連動*5
319,200円
(税込)
HT-
D8TWFS

75cm
レンジ
フード
連動*5
319,200円
(税込)
HT-
D8TFS

60cm
レンジ
フード
連動*5
298,200円
(税込)
HT-
D8WFS
2口IH

ラジエント
ヒ−ター

75cm
レンジ
フード
連動*5
298,200円
(税込)
HT-
D8FS

60cm
レンジ
フード
連動*5
277,200円
(税込)
HT-
D8

60cm
- 257,250円
(税込)

新製品の主な特長<ダブルオールメタル対応・3口IH HT-D20TWFS>

[HT-Dシリーズ共通]

1.「高性能サーモパイル式」光センサーと4つの温度センサーによる適温調理機能を強化

  適温調理機能とは、「高性能サーモパイル式」光センサーと4つの温度センサーにより、鍋底の温度を調理温度から過熱防止温度まで広範囲に検知し、予熱時・調理時の火加減調整をサポートする機能です。本製品では、フライパン向けの適温調理メニューとして「卵焼き」(設定目安温度:170℃)を追加し、従来*3から搭載されている、「炒め」(設定目安温度:200℃)、「ステーキ」(設定目安温度:220℃)と合わせ、3メニューからの選択を可能とするとともに、それぞれのメニューの設定温度から上下に約10℃ずつ3段階の温度調整機能を新たに採用しました。さらに、温度検知性能を向上させることにより、適温調理機能利用時の使用可能な鍋のサイズや反りなどの条件を従来機種に比べて緩和するなど、使い勝手を向上させました。

2.“オーブン”に脂や塩分を抑えるヘルシーメニュー調理ができる過熱水蒸気機能を搭載

  “オーブン”庫内に設置した水タンクから発生した100℃の飽和水蒸気を約200℃以上の高温庫内で過熱水蒸気にして調理に利用する機能を搭載しました。高い熱エネルギーを持つ微細な過熱水蒸気を活用することにより、食材内部の脂、塩分を効果的に溶かし出し、脂や塩分を抑えるヘルシーメニュー調理を採用しました。例えば、鶏のハーブ焼きを調理する場合、通常の“オーブン”加熱と比べ、約3%多く脂をカット*7できます。また、塩鮭の場合、約1.9%多く塩分をカット*8できます。好みに合わせて、通常の“オーブン”加熱だけでの調理方法も選択できます。

[HT-D20TWFS(ダブルオールメタル対応・3口IH)]

3.中央ヒーターに業界No.1*9の大火力2.0kWのIHヒーターを搭載

  本製品では、中央IHヒーターの火力を従来機種の1.6kWから業界No.1の2.0kW にアップしました。例えば、やかんで1.5Lの水を中央ヒーターで沸かす場合、従来機種に比べ消費電力量を増やすことなく*10約1分、時間を短縮*11し、約5分で沸き上げます。こうした中央ヒーターの大火力化により、3口同時使用による調理をますます快適にします。

*1
鍋の直径が小さいものや鍋底が反っているものなど鍋のサイズや形状、また、鍋の材質によっては使えないものがあります。
*2
当社従来機種HT-B10TWFS(2007年発売)。
*3
当社従来機種HT-C20TWFS(2008年発売)。
*4
当社従来機種HT-C20TWFS(2008年発売)において適温調理機能が使える鍋の条件:SGIH、SGCH-IHマーク付きのフライパン・鍋で鍋底の直径16〜26cm底の厚さ1.5mm以上のもの、鍋底が平らなもの(底の凸凹〈反りや脚〉1mm以下。
新商品HT-D20TWFSにおいて適温調理機能が使える鍋の条件:SGIH、SGCH-IHマーク付きのフライパン・鍋で鍋底の直径が12〜26cm底の厚さ1mm以上のもの、鍋底が平らなもの(底の凸凹〈反りや脚〉3mm以下)。
*5
HT-D8を除く各機種には、レンジフード連動機能を搭載していない機種もあります。
*6
HT-Dシリーズ全21機種の合計生産台数。
*7
過熱水蒸気を活用したヘルシーメニューを選択した場合の脱脂率約27%、選択しなかった場合の脱脂率約24%。(日立調べ)
*8
過熱水蒸気を活用したヘルシーメニューを選択した場合の脱塩率約2.8%、選択しなかった場合の脱塩率約0.9%。(日立調べ)
*9
2009年7月6日発表。8月10日発売予定。
*10
当社従来機種HT-C20TWFS(2008年発売)で1.5Lの湯沸し(約20℃→約90℃)をした場合、約158Wh。
HT-D20TWFSで1.5Lの湯沸し(約20℃→約90℃)をした場合、約157Wh。(日立調べ)
*11
当社従来機種HT-C20TWFS(2008年発売)で1.5Lの湯沸し(約20℃→約90℃)をした場合、約6分。
HT-D20TWFSで1.5Lの湯沸し(約20℃→約90℃)をした場合、約5分。(日立調べ)

需要動向と開発の背景

  2009年度の家庭用IHクッキングヒーターの需要は、約92万台、前年比104%と伸びが見込まれています。普及率は、今年度末で約13%になると予測されます(日立調べ)。これは、IHクッキングヒーターの基本的なメリットである直火でない安心感や大火力、操作性、清掃性の良さなどが受け入れられているためと考えられます。
  当社では、鉄やステンレスの鍋に加え、アルミや銅の鍋も使えるオールメタル対応IHクッキングヒーターにおいて、トッププレートが鍋底の温度以上に熱くならず、ふきこぼれなどの汚れが焦げ付きにくい「ピュアなIH加熱」という日立独自の加熱方式を2003年に開発しました。この技術をベースに、2007年には左・右・中央ヒーターがすべてIHヒーターで右ヒーターがオールメタル対応の3口IHクッキングヒーターを、2008年には左・右ヒーターともオールメタル対応の3口IHクッキングヒーターに「高性能サーモパイル式」光センサーと4つの温度センサーによる適温調理機能を搭載するなど商品力の強化を図ってきました。2009年は、さらに機能を充実させた適温調理機能や“オーブン”への過熱水蒸気機能の搭載などにより、商品力の向上を図りました。

添付資料

  • ダブルオールメタル対応・3口IHクッキングヒーター HT-D20TWFSの詳細説明(PDF別紙)

お客様からの問い合わせ先

お客様相談センター
電話0120-3121-11

関連情報

以上

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