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2009年6月30日
株式会社日立産機システム
株式会社日立産機システム(取締役社長 椎木清彦)は、この度、機器組込無線モジュール「smartMODULE-ZG」を組込んだアクティブタグを利用し、備品や資産の所在を容易に把握、管理可能な『備品・資産ロケーション管理システム』TAIMS-Gシリーズを発売します。
工場の製造現場においては、製品製造に欠かせない「生産支援機器(備品)」が多く使用されています。これらの備品は、製造ラインの追加、変更等によりその都度、設置レイアウトが変わります。また、生産計画の見直し、部材・部品の欠品等により、生産途中の「仕掛製品(資産)」を一時的に仮置きする事がよくあります。
これら備品・資産の仮置き数量や移動頻度が、少ない時はあまり問題視されませんが、これが度重なると、製造再開時に一時的に仮置きした場所、時期、数量を特定する事が困難になり、また製品製造に必要な備品の移動場所捜索に、多大な時間を要します。
仮に、見つからない場合は、再度同じものを製造、購入する事にもなり、追加生産に多大なコストがかかってしまう事にもなります。
本システムでは、この様な製品製造に欠かせない備品や、仕掛品のような資産に簡単に装着できる小型のアクティブタグと、このタグから送信される電波を受信する無線基地局とを組み合わせて、備品・資産の所在を簡易に特定する機能、これらの個体情報を一元管理する機能を提供します。
本システムは100(m)四方のエリア内にある100台の備品・資産のロケーション管理を行う場合、機器費用として300万円からの対応が可能です。
株式会社 日立産機システム 産業システム事業部 情報制御エンジニアリング部 [担当:野村]
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地AKSビル
TEL : 03-4345-6214 (直通)
以上