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2009年6月26日
株式会社 日立製作所
日立ビークルエナジー株式会社

フロスト&サリバン社の「2009年アジア太平洋地区 自動車部門賞」を受賞

ハイブリッド自動車用リチウムイオン電池の量産化および品質が評価

[画像]フロスト&サリバン社の「2009年アジア太平洋地区 自動車部門賞」のロゴマーク

  株式会社日立製作所(執行役会長兼執行役社長:川村 隆/以下、日立)とハイブリッド自動車用などのリチウムイオン電池の開発・製造会社である日立ビークルエナジー株式会社(取締役社長:川本秀隆/以下、日立ビークルエナジー)は、このたび、国際的なコンサルタント会社であるフロスト&サリバン社(本社:米国カリフォルニア州)の「2009年アジア太平洋地区 自動車部門賞(ハイブリッド・電気自動車向け電池)」 [2009 Asia Pacific Frost & Sullivan Automotive Award - Product Innovation in Batteries for Hybrid / Electric Vehicles (Japan)]を受賞しました。

  「アジア太平洋地区 自動車部門賞」は、アジア太平洋地区の自動車産業において優れた功績が認められた自動車メーカー、部品メーカー、販売会社などの企業に毎年贈られている賞です。今回の受賞は、日立グループが2000年に世界で初めてリチウムイオン電池を量産化*1した革新性と、長寿命・高出力・高エネルギー密度・高耐久性を実現したリチウムイオン電池の高い品質が評価されたものです。

  近年、地球温暖化対策の一環として、世界各国で自動車の排出ガス規制が強化され、低燃費のハイブリッド自動車や排気ガスを全く排出しない電気自動車の市場が拡大しつつあります。リチウムイオン電池は、現在ハイブリッド自動車用電池として主流となっているニッケル水素電池と同一のエネルギー密度の場合に、体積と重量がニッケル水素電池の約2分の1と、高いエネルギー密度を有する小型で軽量な二次電池という特長をもつことから、次世代のハイブリッド自動車および電気自動車のキーテクノロジーとして注目されています。

  日立ビークルエナジーは、2004年に主に自動車用リチウムイオン電池の開発を目的に、日立製作所、新神戸電機、日立マクセルという日立グループ3社が出資し、設立した会社です。同社は日立の電子技術、自動車用電池技術に加え、日立グループ各社の素材・部品技術を結集しており、現在に至るまでの自動車メーカーや鉄道会社向けを中心とした累計出荷数は約60万セル*2に達しています。
  日立および日立ビークルエナジーは、今後も日立グループの総力を結集し、自動車用リチウムイオン電池を通じて地球環境に貢献していきます。

*1
現在、日立ビークルエナジーの出資会社である新神戸電機が、2000年に量産化に成功しました。
*2
2009年6月現在。

日立ビークルエナジー株式会社概要

会社名 日立ビークルエナジー株式会社
代表者 取締役社長 川本秀隆
資本金 75億円
(日立65.3%、新神戸電機24.7%、日立マクセル10.0%)
設立 2004年6月25日
本社所在地 茨城県ひたちなか市稲田1410番地
事業内容 ハイブリッド自動車用など
リチウムイオン電池のマーケティング及び開発・製造

以上

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