ニュースリリース

印刷される方はこちらをご覧ください（PDF形式、116kバイト）

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

2009年4月21日

高崎市役所において入退室管理システムが本格稼働開始

会議室予約システムや空調システムと連動し、
省エネルギー化と高度なセキュリティを実現

株式会社日立製作所(執行役会長兼執行役社長:川村隆／以下、日立)は、高崎市役所(群馬県高崎市)の市庁舎向けに、会議室予約システムや空調システムなどと連動した入退室管理システムを納入し、本日本格稼働を開始しました。本システムでは、会議室の施解錠にあわせて空調や照明を制御することにより、無人の部屋での空調の稼動や照明の消し忘れをなくし、省エネルギー化に貢献します。また、職員が事前に予約した時間帯を除き会議室への入室ができないほか、認証媒体として、ICカードと指静脈認証を組み合わせることにより、エリアのセキュリティレベルに応じた高度なセキュリティを実現します。

公共機関においては、さまざまな目的を持つ不特定多数の入退室管理を適切に実施し、かつ個人情報を保護することが必要とされています。今回稼働を開始した入退室管理システムは、職員や市民、納入業者などさまざまな庁舎利用者を、それぞれの属性ごとに入室許可範囲や入室期限を管理するためのシステムです。また、職員が事前に予約した時間帯を除き会議室への入室ができないほか、厳重なセキュリティが求められるエリアにおいては、指静脈認証を用いて確実な本人認証を行い、なりすましを防止するなど、エリアのセキュリティレベルに応じて、ICカードと指静脈認証を使い分けた入退室管理が可能です。さらに、会議室の施解錠にあわせて空調や照明を制御することができるほか、執務スペースの空調制御の事前予約が職員のPCを用いてできるなど、環境にも配慮するとともに利便性に優れた入退室管理システムとなっています。

今後も、日立は、個人情報の厳重な取扱いや安全管理、サービス情報の管理など高度なセキュリティ対策が求められる公共機関向けに、入退室管理システムの拡販を積極的に進めていきます。

今回納入した入退室管理システムの主な特長

1. 会議室予約システムや空調システムなどとの連動により、省エネルギー化と高度なセキュリティを実現

会議室予約システムとの連動により、事前に予約した時間帯のみICカードでの入室が可能となるほか、リアルタイムで会議室の利用状況が反映され、会議室の効率的な運用を実現しました。また、空調システムなどとの連動により、会議室の施解錠にあわせて空調および照明の制御を行なうことができます。
さらに、執務スペースの空調制御の事前予約が職員のPCを用いてできるなど利便性にも優れています。