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2009年3月25日
株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)は、このたび、ミッドレンジ向けディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage 2000シリーズ」(日立 アダプタブル モジュラー ストレージ2000シリーズ/以下、AMS2000シリーズ)が、ミッドレンジディスクアレイ製品でのStorage Performance Council(ストレージ パフォーマンス カウンシル/以下、SPC)*1のベンチマークテスト、SPC Benchmark-1™*2において、データ入出力の処理速度と応答時間の世界最高値*3を記録しました。
具体的には、「AMS2000シリーズ」の最上位モデル「AMS2500」が、二重化された2つのコントローラで構成されたミッドレンジディスクアレイ製品において、世界最高の1秒あたりのデータ入出力処理速度、89,491 SPC-1 IOPSTM*4値と応答時間8.98ミリ秒を樹立しました。これにより、企業データが爆発的に増加する中で、多様化する業務アプリケーションに対しても、顧客のストレージシステムへの投資を最小限に抑えつつ、データ処理の高速化と性能を実現できるため、運用管理を簡素化するとともに、顧客の投資対効果の向上やTCO*5の削減を実現します。
さらに、下位モデル「AMS2100」においても、入出力データを処理する際の1秒間あたりの価格性能値で、同等製品クラスでの世界最高値($5.95/SPC-1 IOPS)を記録しました。
なお、本発表におけるSPC Benchmark-1の結果の詳細情報については、以下のWebサイトに掲載されています。
顧客業務に重点を置き、顧客自身が複雑なシステム構成やその運用を意識しなくてもストレージ資産の最適な活用を実現するという統合ストレージソリューションコンセプト「Services Oriented Storage Solutions」に基づき、2008年10月に「AMS2000シリーズ」全3機種をグローバル市場で、販売を開始しました。「AMS2000シリーズ」は、複雑なシステム設計や煩雑な運用管理を大幅に低減するダイナミックロードバランスコントローラをミッドレンジクラスとしては世界で初めて搭載するなど、システム管理者の使い易さを大幅に向上させたミッドレンジディスクアレイです。
株式会社日立製作所 情報・通信グループ
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