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2009年3月9日
株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)は、インターネットや専用線サービスなどの各種通信サービスを支えるインフラストラクチャであるトランスポートネットワークの、より高信頼かつ効率的な構築・運用を目的としたパケットベースのトランスポート方式MPLS-TP*1を採用した、次世代トランスポートシステム「AMN1700」シリーズを3月10日から販売開始します。
なお、「AMN1700」シリーズ製品の開発および製造は、株式会社日立コミュニケーションテクノロジー(取締役社長:宮野 吉彦/以下、日立コム)が行い、「AMN1700」シリーズを活用したネットワークオペレーションシステム*2は、通信事業者ごとの適用形態に合わせ日立が開発し、提供します。
「AMN1700」シリーズは、MPLS-TP方式を採用することで高精度の通信品質監視や高速な冗長システム切り替えといった高度なネットワーク保守・運用・管理機能を実現し、ルータ技術をベースとした従来のIP*3ネットワークやスイッチ技術をベースとしたイーサネット系ネットワークを高信頼化することが可能となります。さらに、従来の専用線サービス(レガシーサービス*4をエミュレートする機能を有し、これまで通信サービス毎に構築されてきたトランスポートネットワークを、単一のトランスポートネットワークに統合することを可能としました。
これらの特徴により、通信事業者のトランスポートネットワークオペレーションを飛躍的に効率化させることが可能となります。
なお「AMN1700」シリーズに向けて開発された技術は、国内通信事業者による高信頼イーサネットの初めての*6商用サービスにも適用されています。
日立および日立コムは、今後も国際標準化の進展にともなう機能拡充を進め、さらに広範囲の通信サービスに適用可能、かつ高信頼・効率的な運用を実現するトランスポートシステムを提供していきます。
製品名 | 価格 | 提供時期 |
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AMN1700シリーズ | 個別見積 | 2009年9月下旬 |
株式会社日立製作所 情報・通信グループ ネットワークソリューション事業部
ネットワーク統括本部 [担当:高瀬]
〒212-8567 神奈川県川崎市幸区鹿島田890(日立システムプラザ新川崎)
以上