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2008年10月28日
新文字認識技術ActiveOCR®を業界で初めて採用
![[画像]ドキュメントスキャナ「HT-4139-SCシリーズ」](1028a.jpg)
ドキュメントスキャナ「HT-4139-SCシリーズ」
株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫／以下、日立)は、大量の紙文書やレイアウトの異なる帳票類でも高速かつ容易に電子化が可能で、作業効率を大幅に向上できる卓上型の高速ドキュメントスキャナ「HT-4139-SCシリーズ」を製品化し、10月29日から販売を開始します。
「HT-4139-SCシリーズ」は、毎分約160枚(A4横長、モノクロ200dpi)と業界トップクラスのデータ取り込み能力や編集機能などを持った高性能なドキュメントスキャナです。さまざまな帳票類や裏カーボン紙などの特殊用紙でも利用できるだけでなく、二つの排紙トレイにより、入力ミスが生じた場合にエラー帳票を分類できるなど、スキャンを止めない連続入力が可能です。
また、高速かつ高性能な文字認識を可能とした新文字認識技術ActiveOCRを業界で初めて採用(オプション)します。ActiveOCRは、同じ種類の帳票であるものの企業毎に様式が異なり、読み取り文字位置のパラメータ定義が困難な場合でも、自動的にキーワードを検出し、必要な表データの読み取りを可能とする機能です。これにより、複数の異なる様式があるために、帳票を見ながらキーボードでデータを入力していたような電子化処理を、読み込み作業だけで、大量にかつ一括処理できるようになります。そのため、大幅に作業工数を削減できる運用向上を図ることができます。
「HT-4139-SCシリーズ」を導入することで、昨今、SOX法などのコンプライアンスや急激に増加する紙文書の電子化ニーズに対して、大量にかつ高速に、一括での入力処理を実現します。さらに、バッチ処理などにおける作業効率の向上を図れるほか、電子化文書の容易な検索・運用管理が可能となります。
二つの排紙トレイにより、二枚送り等の入力ミスで発生したエラー帳票などを、業務を止めることなく分類排出が可能となり、また、エラー帳票の再入力などにも迅速に対応できます。これにより、エラー帳票の分別が不必要となるほか、データの入力漏れなども確実に防ぐことができます。
配送・仕入れ伝票や納品書・受領書など、薄紙で摩擦係数が大きく、複数枚綴りのノーカーボン・裏カーボンを使用した特殊用紙、また複数枚重なったシーリングはがきなどの厚紙の紙送りも実施でき、さまざまな紙文書の電子データ化を容易に実現します。
写真やイラストなど、精緻な情報を含む多値画像(グレースケール／フルカラー)や保存・文字認識に適した2値画像(中間調含む)など、最大3種類の画像データを同時に取り込むことができます。これにより、画像生成などの後処理や再入力の手間が不要となり、作業効率が大幅に向上できるとともに、ニーズにあわせた柔軟な取り込みが可能になります。
今回、高速かつ高性能な文字認識を可能とした新文字認識技術ActiveOCRを業界で初めて採用(オプション)します。製造／流通業での注文書や請求書、領収書など、同じ種類の帳票であるものの企業毎に書式レイアウトが異なり、文字位置の定義パラメータ指定が困難な場合でも、指定した項目名称などから自動的にデータを読み取ることができます。また同時に、帳票の名称や日付などを検索用インデックスとして取り込ませることが可能となり、電子化データの容易な運用管理を実現します。
これにより、今までキーボード入力に依存していた同種帳票類の登録が、大量に一括で実施できるようになり、作業工数の削減による運用効率の向上を図ることができます。
| 名称 | 価格(税込) | 出荷時期 |
|---|---|---|
| ドキュメントスキャナ 「HT-4139-SCシリーズ」 |
339万8,850円〜 | 2008年12月22日 |
| ActiveOCR 「P-242H-J7A1」(オプション) |
36万7,500円 |
株式会社日立製作所 情報・通信グループ
RAIDシステム事業部 販売推進本部 販売企画部 [担当:安藤]
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