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2008年8月8日
XML、SOA、Webサービスなどの各標準化活動を組織運営面からも積極的に推進
株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)は、このたび、XML*1やSOA(サービス指向アーキテクチャ)、Webサービスなど、Web関連技術の標準化活動を行う国際的な業界団体OASISの理事会役員に選出され、今後2年間の任期で参画します。
日立は2002年以降、XMLやSOAに関連するOASISの各技術委員会へ参画してきましたが、今回、OASISの組織運営上重要な役割を果たす理事会に新たに役員として参画することで、Web関連技術の標準化とさらなる市場への浸透に向け、組織運営面からも積極的に活動していきます。
OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)は、 Web関連のオープン標準規約の開発、統合、および採用をグローバルに推進する非営利国際コンソーシアムで、1993年の設立後、世界100カ国の600以上の団体や個人会員を含む5,000人以上がOASISに参画しています。詳細はOASISホームページを参照下さい。
日立は、XMLやSOAに関連するOASISの各技術委員会への2002年からの参画に加え、Webサービスの高信頼メッセージング仕様「WS-Reliability」の標準仕様の提案、Webサービスにおける分散リソース管理技術「WSDM」をはじめとした、各種の新技術を検討する委員会の設立にも積極的に取り組んできました。また、XMLの利用に関する技術標準「ebXML」のほか、制定された各種のOASIS標準を日立の統合システム構築基盤製品「Cosminexus」へ反映することで、市場におけるWebシステムの相互接続の実現を支援しています。
今回はこれらの取り組みが評価され、OASIS会員企業の支持を得て理事会役員に選出されたもので、日立コンピュータ・プロダクツ(アメリカ)社のロバート・フロイントが役員として参画します。
日立は今後、OASISの運営にも積極的に関与し、オープン標準に基づいた情報システムのさらなる発展に寄与していきます。
なお、今回の役員選出にあたりOASISの代表者から以下のコメントを得ています。
「OASISは、日立のロバート・フロイント氏がOASIS理事会に参加することを歓迎します。 新しい市場に向けてOASISの活動を拡大し、アジアを含む全世界のメンバーへのより良いサービスの提供に貢献するものと確信しています。」
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株式会社日立製作所 情報・通信グループ ソフトウェア事業部 [担当:吉野]
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