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2008年6月30日
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー
- 次世代ビジュアルコミュニケーションシステムを開発 -
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー(取締役社長:宮野吉彦)は、IPビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS series」の後継製品として、IPテレフォニーシステムと融合・連携するHD映像ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」を開発します。
発売は2008年10月より開始し、順次機能追加を図っていきます。
当社は、ビデオ会議システム「NetCS series」 として、PCを使用したデスクタイプ「NetCS」と、「高画質・高音質、低価格・簡単操作」のルームタイプ「Sympasite」を発売しています。このたび、後継製品として次世代のオフィスコミュニケーションを実現する、「HD映像」「IP-PBX連携」「既存ビデオ会議システム接続」の機能を搭載し、NGN時代にマッチしたビジュアルコミュニケーションシステムを新しく提供します。
企業における組織や時間の壁を越えた生産性向上、意思決定のスピードアップ、業務の改善・革新、そしてテレワークの導入など労働形態の多様化にともない、使い勝手の良いコミュニケーション環境を社内外で実現したいとのニーズが高まっています。こうしたニーズに対して今までのビデオ会議システムは、特定の場所同士を結んだ、限定的な利用方法となっていました。
このニーズに対し、ビデオ会議システムとIP-PBXとを融合することで、電話感覚でテレビ電話からビデオ会議、資料を共有することができ、手軽・タイムリーに、時・場所を超えてコミュニケーションを取ることができます。さらに、ビデオ会議の効率的な活用により出張回数などを減少させ、時間の有効活用やペーパーレス化など、環境資源の負荷低減、ワーク・ライフ・バランスに貢献します。
「NetCS-HD」は、7月17日(木)〜18日(金)に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される「HITACHI uVALUEコンベンション2008」に参考出展します。
会議端末として、「会議室設置タイプ」とPC利用の「デスクトップタイプ」の2タイプをご用意。IP-PBXとの融合により、内線相互のテレビ電話から一般電話機を含めたビデオ会議が可能となります。さらに、FOMA®、フレッツフォン対応機器を端末として利用(2009年3月予定)できますので、外出先からFOMA(テレビ電話)を使ったビデオ会議や、サテライト・オフィスなどからフレッツフォン対応機器での参加も可能となります。
映像コーデックとして、ネットワーク帯域の変化やパケットロスに対し映像帯域を制御可能な最新の「H.264SVC」を採用し、ストレスのない高品質な映像を提供します。また、従来の多地点接続装置(MCU)を利用しない方式のため、映像・音声の遅延時間が小さく、ストレスなく円滑なコミュニケーションを図ることができます。
既設のビデオ会議端末を有効活用し、多地点ビデオ会議の開催が可能です。本社・支社間など参加者の多い事業所では高画質なHD映像で、営業所・出張所など参加者の少ない事業所では既設のビデオ会議を利用するなど、状況に合わせた導入が可能です。また、デスクトップタイプのモデルと既設のビデオ会議との接続も可能であり、接続事業所の拡大が手軽になります。
「NetCS」では、「最大40端末」でのビデオ会議や社内教育・研修、遠隔相談など、さまざまな目的でご利用いただいていますが、ビデオ会議端末数を「最大200端末」へと拡大します。多事業所・店舗企業における事業所長・店長会議や同時複数会議の開催、自席からの社内教育や遠隔相談などに利用できます。会議や教育による支店、営業所のキーマンやマネージャ不在時間を削減でき、社員のスキルアップ、エキスパートの有効活用など、ご利用の範囲がますます広がります。
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー
IPネットワーク事業センタ マーケティング部 [担当:林、北折(きたおり)]
〒140-0013 東京都品川区南大井六丁目26番3号 大森ベルポートD館
TEL : 03-6404-0535 (直通)
以上