このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。
2008年5月12日
カーナビの柔軟な検索機能や施設情報の
タイムリーな更新を支援し、利用者の利便性を向上
株式会社日立製作所(執行役社長:古川一夫/以下、日立)の組み込みデータベース「Entier」が、このたび、パイオニア株式会社(代表取締役社長:須藤民彦/以下、パイオニア)のカーナビゲーション(以下、カーナビ)「サイバーナビ」新製品(5月下旬発売予定)のデータ管理基盤に採用されました。「サイバーナビ」は、パイオニア「カロッツェリア」ブランドのハイエンドモデルで、次世代のカーライフを支える最新のテクノロジーが搭載された高機能なナビゲーションシステムです。
パイオニアでは、カーナビの開発において、頻繁に更新される膨大な施設データの鮮度を保つことと、検索操作時等における使い勝手を向上させることが極めて重要な課題となっていました。この課題に対し、デジタル情報家電向け組み込みデータベースである「Entier」の、コンパクト・高機能・高性能な点と、国内メーカーならではの技術サポート力が評価され、「サイバーナビ」に格納する施設情報や楽曲情報を管理・検索するためのデータ管理基盤に採用されたものです。
本ニュースリリースに際し、パイオニア株式会社から以下のコメントを頂いています。
パイオニア株式会社は、このたび、「サイバーナビ」の開発において、日立の「Entier」を採用しました。今回の採用により、ユーザー自身がインターネット経由で施設情報を更新できるようになったほか、「サイバーナビ」が新たに提供する利便性の高い検索機能では「Entier」の空間検索機能や繰り返し列機能を活用しています。
パイオニアでは、「Entier」が国内開発製品である安心感や、高い技術サポート力を評価しており、今後のデータ量増大やユーザビリティ向上を支えるデータ管理基盤として、「Entier」を他のラインアップにも適用予定です。
日立の「Entier」は、これまで蓄積した基幹情報システム向けデータベース技術を凝縮して、日立と日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(執行役社長:小野功)で共同開発しました。
「Entier」は組み込み機器の高機能化と、組み込みソフトウェア開発効率が向上できる環境を提供することを狙いとして、2005年12月に販売開始しており、空間検索機能*1や繰り返し列機能*2、その他の機能で、組み込み機器の利便性向上を支援しています。
日立は、今後ますます付加価値向上が求められるカーナビや携帯電話などのデジタル情報家電分野に向けて「Entier」の機能強化、販売を積極的に推進していきます。
なお、今回の「サイバーナビ」への「Entier」採用事例は、5月14日(水)〜5月16日(金)に、東京ビッグサイトで開催される「第11回組込みシステム開発技術展(ESEC)」の日立ブースへ出展します。
株式会社日立製作所 情報・通信グループ ソフトウェア事業部 計画部 [担当:内田]
〒244-8555 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地
TEL : 045-862-8721 (ダイヤルイン)
以上