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2008年4月24日
株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫／以下、日立)は、4月26日、27日の2日間にわたり、ドイツのミュンヘンにおいて、第11回「EU日立科学技術フォーラム」を開催します。今回のフォーラムでは、「高齢化社会」をテーマに取り上げ、日立の執行役常務 情報・通信グループ サービス グローバル部門CEOの山口光雄による日立の高齢化社会対応技術に関するプレゼンテーションや、高齢化社会の研究に関する第一人者である、ドイツ ハイデルベルグ大学のヘイドルン・モレンコフ博士、高齢化社会を専門で研究している慶應義塾大学の清家篤教授による基調講演が行われます。また、欧州における産官学の有識者やNGO関係者などが、高齢化社会における健康問題や高齢者の社会参加、高齢者が利用しやすい交通インフラなどに関する討議を行います。さらに、会場では、メタボリックシンドロームである人々の生活習慣を改善することを目的に開発された減量プログラム「はらすまダイエット」を、より効果的に実施するための遠隔指導支援システムなど、高齢化社会に役立つ日立の先端研究事例を紹介します。
本フォーラムは、「欧州社会が抱える課題に科学技術がいかに貢献できるか」という視点で、1998年から毎年実施しているものです。これまでのフォーラムでは、中小企業における研究開発活動とベンチャーキャピタルの関わり、電子商取引、交通システム、都市開発、環境問題への取り組みなど、具体的な分野に焦点を当て、より良い社会の実現に向けて議論が行われてきました。今回のフォーラムでは、欧州や日本が直面している社会課題のひとつである「高齢化社会」をテーマに取り上げて討議を行う予定です。なお、日立では、本フォーラムの討議結果を報告書としてまとめ、欧州委員会、欧州各国の政府関係者、日立の欧州におけるビジネスパートナーに送付する予定です。
株式会社日立製作所 マーケティング統括本部 グローバル事業本部 渉外部 [担当:山野、
]
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