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2008年4月17日
従来機比約1.4倍のトランザクション処理性能向上を実現
株式会社日立製作所 (執行役社長:古川一夫/以下、日立)は、このたび、高性能・高信頼なシステム向けのエンタープライズサーバ「EP8000シリーズ」において、最新のPOWER6™プロセッサーを最大64wayまで搭載したハイエンドモデル「EP8000 595」を新たにラインアップに追加し、4月18日から販売を開始します。本モデルでは、従来機比約1.4倍のトランザクション処理性能の向上を実現しました。
「EP8000シリーズ」は、金融機関をはじめ、電力、交通といった社会基盤や企業の基幹業務において多くの採用実績があります。「EP8000 595」は、高い処理性能に加え、システムとしてメインフレームクラスの信頼性と可用性を備えた、ユーザーの基幹業務システムに最適なモデルです。日立独自の高速系切替機能*1や日立ディスクアレイサブシステムとの連携機能などの高信頼化機能を実現するとともに、安定稼働に役立つ情報提供サービスやAIX予防保守パッチ提供サービス、AIXソースコード解析による緊急パッチの提供サービスといった高信頼なサポートサービスを継続し、企業、社会の情報基盤システムの安定稼動を支援します。
POWER6™(5.0/4.2GHz)を最大64wayまで搭載可能なハイエンドモデル「EP8000 595」は、POWER5+™を搭載した従来モデルに比べ、最大約1.4倍のトランザクション処理性能を実現しました。メモリは従来機比2倍となる最大4TB、PCIスロット*2はI/Oドロワ−*3を接続することで従来機比2.5倍の最大600スロットまで増強できます。このように、優れた処理性能とシステム拡張性を兼ね備えることにより、データベースやOLTP*4など、ユーザーの基幹業務システムに最適です。
従来の「EP8000 シリーズ」と同様、動的プロセッサー切り離し機能*5、PCIバス障害回復機能*6、命令リトライ・リカバリ機能*7など様々な高信頼化機能を引き続きサポートしています。また、オペレーティングシステム(OS)は、「EP8000 595」の性能・機能を最大限に引き出す米国IBM社の高信頼化機能を実装したUNIX OS「AIX® v6.1」を搭載します。また、高信頼化システム監視機能「HAモニタ」と高信頼なリレーショナルデータベース「HiRDB」によるクラスタ構成において、OSの障害発生時、現用系システムから待機系システムへの切り替えを行うことができます。さらに、共有ディスクの高速系切り替えを実現するソフトウェア「HA Booster Pack for AIX」を組み合わせることにより、業務のダウンタイムを10数秒に留めることが可能となり、システム運用面でもメインフレームクラスの信頼性と可用性を実現します。
「EP8000 595」は、Linuxとの高い親和性に加え、セキュリティやJava実行環境などネットビジネス構築のためのオープンかつミッションクリティカルな基盤機能を提供する「AIX® v6.1」を採用しています。これにより、基幹業務システムで実績のある統合システム運用管理「JP1」を初めとする日立オープンミドルウェア製品に加え、「Oracle®」などのDBMS*8製品や「SAP® R/3®」を含むEビジネスプラットフォーム「mySAP.com®」など豊富なISV*9製品といった最新のソフトウェアに対応できます。
モデル | 形状 | プロセッサー (GHz) |
最大 プロセッサー数 (way) |
メモリ容量(GB) |
---|---|---|---|---|
EP8000 595 | ラックマウント (専用筐体) |
POWER6™ (5.0) | 64 | 16〜4,096 |
POWER6™ (4.2) |
モデル | プロセッサー (GHz) |
価格 | 出荷時期 |
---|---|---|---|
EP8000 595 | POWER6™ (5.0) | 137,839,170円〜 (税抜 131,275,400円〜) |
2008年 6月30日 |
POWER6™ (4.2) | 97,362,825円〜 (税抜 92,726,500円〜) |
電話 | 0120-2580-12 |
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利用時間 | 9:00-12:00、13:00-17:00 (土・日・祝日を除く) |
以上