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Hitachi

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2008年4月2日

インドに昇降機の販売・サービス会社を設立し
本格的な営業活動を開始

  株式会社日立製作所(執行役社長:古川 一夫/以下、日立)は、本年1月にインド・ニューデリーに 昇降機の販売・サービス会社であるHitachi Lift India Pvt. Ltd.(取締役社長:高橋 裕介/以下、 日立リフト・インド社)を設立し、このたび、本格的な営業活動を開始しました。

  インド経済の急速な発展とともに、オフィスビルやホテル・住宅などの需要が急拡大しています。昇降機市場についても、年々需要が拡大しており、2006年度の需要台数は、日立がターゲットとする中・高級品市場だけで年間1.5万台を越える、世界有数の市場となっています。今後も年率10%以上の大幅な伸びが期待されています。

  日立は、昨年10月、日立インド社(Hitachi India Pvt. Ltd.)を通じてインド昇降機市場に参入しました。本年1月には、日立グループ100%出資の昇降機専門の販売・サービス会社である日立リフト・インド社を設立し、現地における業界経験者の採用を進めるなど、高水準の営業・サービス体制の構築を進めてきました。このたび、運営体制が整い、インドの主要都市であるデリー地区、ムンバイ地区にて本格的に営業活動を開始しました。今後はさらに営業拠点を拡充し、2012年にインド昇降機市場の5割強を占める中・高級機種分野において、トップ3のシェア獲得をめざします。

  日立は、2006年8月に、アジア地域における事業戦略の立案、グループシナジーを活かした新たなビジネスの開発、重要顧客との連携強化を行うアジア総代表を任命しました。アジア総代表は、日立グループのインド事業拡大を最重要事項と位置づけ、デリーに駐在し活動しています。また、2007年4月には、社長を議長とする「日立グループ・インド戦略会議」を創設し、さらに12月には、日立グループ各社のインド市場への参入や、既にインドで展開している空調システムや建設機械などの事業支援を目的として、インドビジネス支援センタをデリーに設立するなど、インド事業拡大に向けた取り組みを加速しており、グループ全体としてインド事業の強化を図っています。

日立の古川執行役社長は、次のように語っています。
  「日立は、1954年に印度駐在所を開設して以来長年にわたって、電力・電機、建設機械、空調システムなど、多くの社会インフラ機器を納入しており、インドの社会インフラ構築の一翼を担っています。日立は、インド市場のさらなる開拓に向け、2007年4月に「日立グループ・インド戦略会議」を創設し、グループ全体としてインド事業の強化を図ってきました。このたび設立した日立リフト・インド社は、日立グループの100%出資会社として、日立のインド事業を牽引するものと期待しています。」

日立リフト・インド社の高橋取締役社長は、次のように語っています。
  「当社は、高品質の製品を提供するだけでなく、高水準のお客様対応、アフター・サービスを提供します。日立が100年近くにわたって培った昇降機製品の技術力、保守サービスのノウハウをもとに、当社の経験豊富なメンバーが、インド市場でこれまでにない最高のサービスを提供します。今後、成長著しいインド昇降機市場において、事業拡大を積極的に図り、インド社会の発展に貢献していきます。」

日立リフト・インド社の概要

会社名 Hitachi Lift India Pvt. Ltd.
所在地 Level 3, Elegance Mathura Road, Jasola, New Delhi-110 025 India
代表者 高橋 裕介
設立 2008年1月28日
資本金 4億3千万インドルピー(約11億円)
出資者 日立グループ100%
主な事業内容 昇降機の販売・サービス

以上

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