ニュースリリース

情報通信付帯サービス分野における子会社の合併について

- 日立湘南ビジネスサービスと神奈川ハイテクサービスを合併し、
新会社日立ICTビジネスサービスを設立 -

  株式会社日立製作所(執行役社長:古川　一夫／以下、日立)は、グループ内の経営資源を結集して情報通信分野におけるプラットフォーム製品事業に関連する付帯サービス事業の体制強化を図るため、子会社である株式会社日立湘南ビジネスサービス(以下、日立湘南ビジネスサービス)と株式会社神奈川ハイテクサービス(以下、神奈川ハイテクサービス)を本年4月1日付で合併し、新会社　株式会社日立ICTビジネスサービスを設立します。

  本合併により、日立の持つソフトウェア、ハードウェア及びネットワーク等の製品に関連する付帯サービス事業を通して、両社がこれまで培った豊富な業務ノウハウ、技術力を融合し、ICT*支援・生産支援・環境支援の3つの事業を主軸とするビジネスサポートサービスを提供する体制を整備、拡充します。

  具体的には、日立のグループ内における各種情報通信プラットフォーム製品の生産管理業務や様々な一般管理業務等のビジネスプロセス、並びに、情報インフラやオフィス環境整備等のビジネス環境全般に関するサポートサービスを担う専門会社として、事業体制を一層強化し、競争力のある以下のようなメニューの充実を図っていきます。

• ICT支援サービス(情報通信システム・ネットワークの構築、運用保守管理等)
• 生産支援サービス(受注手配、契約管理、製品拡販支援等の営業事務や一般管理業務等)
• 環境支援サービス(情報通信機器のリサイクル・リユース、環境改善、緑化、植栽等の環境整備業務等)

  また、各企業に密着した事業展開を目指し、日立の情報通信技術及び業務ノウハウをベースとした専門性の高い総合的なビジネスサポートサービスを提供していきます。

• * ICT:Information and Communication Technology

合併の内容

1. 合併期日: 2008年4月1日

2. 合併方式: 日立湘南ビジネスサービスを存続会社とする吸収合併方式。

3. 合併当事会社の概要:

商号	株式会社日立湘南ビジネスサービス	株式会社神奈川ハイテクサービス
事業内容	情報支援サービス(ソフトウェア開発、システム運用等)、生産支援サービス(製造、品質管理等)、オフィス環境サービス	情報支援サービス(システム構築、設備工事等)、生産支援サービス(検査、流通加工等)、各種リサイクルサービス
設立年月日	1980年9月20日	1996年7月22日
本店所在地	神奈川県横浜市戸塚区上倉田町481番地1八恍ビル	神奈川県足柄上郡中井町境456番地
代表者	代表取締役 常友 勝
資本金	8千万円	5千万円
売上高	約80億円(2007年3月期)	約35億円(2007年3月期)
従業員数	716名(2007年9月末時点)	261名(2007年9月末時点)
株主及び出資比率	株式会社日立製作所: 100％(2007年3月末)	日立情報通信エンジニアリング株式会社: 100％(2007年3月末)

4. 新会社の概要(2008年4月1日発足時点):

商号	株式会社日立ICTビジネスサービス
事業内容	ICT支援サービス、生産支援サービス、環境支援サービス 等
本店所在地	神奈川県横浜市戸塚区上倉田町481番地1 八恍ビル
代表者	代表取締役 常友 勝
資本金	1億円
従業員数	約1,000名
株主及び出資比率	株式会社日立製作所:70％、日立情報通信エンジニアリング株式会社:30％

5. 業績に与える影響

  本合併は、当社子会社同士の合併であるため、業績に与える影響はありません。

以上