2007年12月11日
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日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO: 篠本 学、以下 日立) の「日立グループにおけるシステム製品LCA『SI-LCA』の製品開発への活用」が、このたび、LCA日本フォーラム(事務局:社団法人 産業環境管理協会)が主催する「第4回LCA日本フォーラム表彰」において「LCA日本フォーラム会長賞」を受賞しました。
LCA日本フォーラム表彰は、我が国におけるLCA(ライフサイクルアセスメント)手法*1の研究開発・普及・発展に寄与した取組みを顕彰するものです。
今回受賞した「SI-LCA」*2(System Integration-Life Cycle Assessment)は、システム、ソフトウェア、サービス製品について、設計・開発、機器の調達、製造、使用、リサイクル・廃棄までのライフサイクルにおける環境負荷(CO2排出量)を定量的に評価する手法です。
日立では、2003年から活用し、システム製品等の導入前後の環境負荷評価などを行なっており、評価結果をユーザーに説明するのに加え、日本LCA学会*3、ISEE2007*4、LCA日本フォーラムニュース*5など国内外の場で発表し、システム、ソフトウェア、サービス製品分野におけるLCAの情報発信と普及にも努めています。
今回の受賞は、システム、ソフトウェア、サービス製品の広い範囲にLCA評価を適用したことや、手法や評価事例を国内外で多く発表することにより、この製品分野におけるLCAの普及に貢献していることが評価されました。
日立は今回の受賞を励みに、今後もLCAをシステム、ソフトウェア、サービス製品はもとより、公共交通、物流、都市開発、水環境管理といった社会システム製品などにも拡大し、環境負荷低減効果の大きい製品の開発、提供につとめていきます。
また、日立グループの総力を結集して、本年10月に立ち上げたデータセンター省電力化プロジェクトCoolCenter50にも取り組んでいきます。
なお、SI-LCAの評価事例である図書管理システム、および水環境システムのSI-LCA評価結果は、2007年12月13日〜15日に東京ビッグサイトで開催されるエコプロダクツ展の日立ブースにおいて展示します。また、同展開催中の14日13:30から開催される、第4回LCA日本フォーラム表彰式でSI-LCAが表彰されます。
株式会社日立製作所 情報・通信グループ 環境推進センタ[担当:谷、西]
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以上