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Hitachi

2007年11月6日

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

ディスクアレイサブシステム「Hitachi Universal Storage Platform V」、
「Hitachi Universal Storage Platform VM」において、
機能強化およびスケーラビリティ向上を実現

[画像]左、Hitachi Universal Storage Platform V 右、Hitachi Universal Storage Platform VM

  日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学、以下、日立)は、このたび、エンタープライズ向けディスクアレイサブシステム「Hitachi Universal Storage Platform V」「Hitachi Universal Storage Platform VM」において、ストレージ投資対効果、ストレージ利用効率と容量スケーラビリティの向上を実現するために、ボリューム容量仮想化機能の適用範囲を外部ストレージにまで拡大するとともに、データ量増加へ対応するために大容量750GB ディスクドライブ(SATA ディスクドライブ)をサポートしました。今回、機能強化した製品は、11月7日から販売開始します。

  ビジネスを取り巻く環境が変化して行く中、ITシステムには、ビジネスプロセスの変化に合わせ迅速かつ柔軟に適応していくことがますます求められています。特にストレージシステムには、増え続けるデータに対し、システムのクラスや規模を問わずストレージインフラストラクチャの利用効率を高めながら、より確実にデータ保持/活用できるソリューションの提供が求められており、エンタープライズからミッドレンジクラスにいたるまで仮想化やデータレプリケーションといった先進機能へのニーズが高まっています。
  日立では、このようなニーズにいち早く着目し、2007年5月に先進の仮想化機能を備えたエンタープライズ向けディスクアレイサブシステム「Hitachi Universal Storage Platform V」を、2007年9月にはそのエントリモデル「Hitachi Universal Storage Platform VM」を製品化するとともに、これらをサポートする日立ストレージ管理ソフトウェア、ストレージサービスを提供しています。2007年9月末までに、「Hitachi Universal Storage Platform V」をはじめとする仮想化コントローラを、全世界で合計7,300台以上出荷し、ユーザーが抱えるさまざまな課題に対応できる各種機能を提供し、市場からも高い評価を得ています。さらに「Hitachi Universal Storage Platform V」は、SPC-1ベンチマーク結果において、200,245.73 SPC IOPSという単一エンタープライズシステムの世界最高性能を
樹立*しており、さまざまなシステム環境において世界最高クラスの性能を実現することが実証されています。

  今般、「Hitachi Universal Storage Platform V」および「Hitachi Universal Storage Platform VM」において、以下のような機能強化、スケーラビリティ拡張を実施しました。

1. ボリューム容量の仮想化機能強化
  ボリューム容量仮想化機能 Hitachi Dynamic Provisioningの適用範囲を外部ストレージにまで拡大しました。
  Hitachi Dynamic Provisioningは、ストレージの物理容量に依存せずにサイズの大きなボリューム(仮想ボリューム)を定義できるため、複雑なボリューム容量設計を不要にし、ストレージキャパシティプランニングの手間を大幅に削減します。データのストレージ実記憶領域への配置を最適化することで、ストレージ容量の使用効率を最大化し、顧客のストレージ投資対効果を向上すると同時に、ストレージシステムの省電力、ランニングコストの改善も可能になります。
  今回、「Hitachi Universal Storage Platform V」および「Hitachi Universal Storage Platform VM」の外部に接続されたストレージにもHitachi Dynamic Provisioningを適用可能にしました。これにより、システム内の未使用ディスク容量の有効活用や運用の統合を更に容易にすることが可能になります。
2. スケーラビリティ拡張
  大容量750GB ディスクドライブ(SATA ディスクドライブ)をサポートしました。これにより、サブシステム単体での容量スケーラビリティを、「Hitachi Universal Storage Platform V」は最大850テラバイト(物理容量)、「Hitachi Universal Storage Platform VM」は最大177テラバイト(物理容量)まで拡大しました。性能が重視されるデータは、高性能なファイバチャネルディスクドライブに格納し、バックアップデータやアクセス頻度の低くなったデータを、大容量・ビットコスト重視のSATAディスクドライブに格納することにより、データ保管コストの低減が可能になります。

  今回提供する機能強化、スケーラビリティ拡張は、顧客業務に重点をおき、顧客自身が複雑なシステム構成やその運用を意識しなくてもストレージ資産の最適な活用を実現するという統合ストレージソリューションコンセプト「Services Oriented Storage Solutions」に基づいています。

製品の価格・出荷時期(国内)

1. Hitachi Universal Storage Platform V、Hitachi Universal Storage Platform VM

名称 概要 価格(税込) 出荷時期
Hitachi Universal Storage Platform V
(ハードウェア)
ディスクアレイサブシステム
ファイバチャネル8ポート、
サブシステム物理容量約357GB〜
1億1,052万3,000円〜 2007年12月3日*
Hitachi Universal Storage Platform VM
(ハードウェア)
ディスクアレイサブシステム
ファイバチャネル8ポート、
サブシステム物理容量約357GB〜
4,887万9,600円〜 2007年12月3日*
Hitachi Dynamic Provisioning software
(プログラムプロダクト)
ボリューム容量仮想化機能 220万5,000円〜 2007年12月3日*
  • * 今回の強化内容をサポートする製品の出荷時期です。

関連情報

他社商標注記

  • 記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。

お問い合わせ先

Hitachi Universal Storage Platform V
Hitachi Universal Storage Platform VM

株式会社 日立製作所 情報・通信グループ
RAIDシステム事業部 事業企画本部 製品企画部 [担当:田渕、印南]
〒250-0872 神奈川県小田原市中里322-2
TEL : 0465-49-1111(大代表) 内線5788、5761

ストレージ管理ソフトウェア、ストレージサービス

株式会社 日立製作所 情報・通信グループ
SANソリューション事業部 事業企画部 [担当:松島、神田]
〒250-0872 神奈川県小田原市中里322-2
TEL : 0465-47-1111(大代表) 内線5500、5525

以上

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