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Hitachi

2007年10月18日

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

コンテンツアーカイブ向けストレージアプライアンス
「Hitachi Content Archive Platform」のアーカイブソリューションを強化

ファイルデータやログデータなど多様なデータのコンテンツアーカイブが可能に

  日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学、以下、日立)は、電子メールや契約書、公的文書、図面等のコンテンツを長期保管するコンテンツアーカイブ*市場向けストレージアプライアンス「Hitachi Content Archive Platform」を用いたアーカイブソリューションを強化し、今回新たにファイルデータやログデータ向けのアーカイブソリューションを追加して、ソリューションサービスのメニューを拡充しました。今回追加された新ソリューションは、10月19日より販売を開始します。

  • * コンテンツアーカイブ:書き換えることができない形でコンテンツ(電子メール等)を長期保管する技術。

  近年、内部統制対応などのコンプライアンスやビジネスリスクへの対応が重要視されるようになる中で、電子メールや契約書、公的文書、図面等のコンテンツを書き換えることができない形で長期保管するコンテンツアーカイブへのニーズが急速に高まっています。こうした市場ニーズに応えて、日立は本年5月30日にHitachi Content Archive Platform を発表し、コンテンツアーカイブ市場に本格参入しています。

  今回のソリューション強化では、既に販売を開始している電子メールやERPデータ、及び文書管理システムが管理するデータ向けソリューションに加え、アプリケーションによって管理されていない一般のファイルデータ向けや、企業のセキュリティ分析などのために必要となるログデータ向けのアーカイブソリューションを追加しました。これにより、ユーザーの多様なニーズに応えたアーカイブソリューションを提供します。

  Hitachi Content Archive Platformでは、NFS(Network File System)やCIFS(Common Internet File System)といった業界標準のネットワーク・ファイル・アクセス・インタフェースを採用していることから、アーカイブ機能を備える様々なミドルウェアとの連携が可能で、コンテンツの保管・参照・検索等のアーカイブソリューションを容易に実現できます。日立では今後も各種ミドルウェアと連携したさまざまなソリューションを開発・提供していく予定です。

今回の新サービスの特徴

1. ファイルデータアーカイブソリューション

  アプリケーションによって管理されていない一般のファイルデータには、文書データや表計算データなど様々なデータがあります。ファイルサーバを長期に使用していると、古いファイルが蓄積し、ストレージ容量の拡張や新たなファイルサーバの追加といった処置が必要になってきます。
  ファイルデータアーカイブソリューションでは、株式会社シマンテックのインテリジェント コンテンツ アーカイビングソリューションであるSymantec Enterprise Vaultとの連携を通じて、ファイルサーバ環境での様々なソースからの企業データの保管、管理、検索を可能にします。また、ストレージコストの削減と管理の簡素化を実現し、長期保管が必要なデータを、設定されたポリシーに従い安全かつ容易に、Hitachi Content Archive Platformに自動的にアーカイブします。
  さらに、Symantec Enterprise Vaultと連携した電子メール向けアーカイブソリューションも今後、提供する予定です。

2. ログデータアーカイブソリューション

  企業のセキュリティ分析、コンプライアンス監査などのためには、ネットワーク機器、サーバ、アプリケーションにおける稼働状況や警告内容、データ通信履歴など、企業内システムで生じる膨大なログデータを収集・保管・解析・報告することが重要な課題となっています。さらにログ管理システムは、セキュリティ分析を目的としているため、ログデータは改ざん・削除ができない安全なストレージに保管することが必要となります。ログデータアーカイブソリューションでは、ログデータの蓄積・管理を行うSenSage社の統合ログ管理製品SenSage Enterprise Security Analyticsと連携して、サーバやネットワーク機器などから収集した大量のログデータの中で、長期保管が必要となるデータをHitachi Content Archive Platform に保管します。これにより、ログデータの安全かつ容易なアーカイブと、必要時には短時間でのログデータの解析・報告が可能になります。

3. その他のアーカイブソリューション強化項目

  文書データアーカイブソリューションにおいて、株式会社日立システムアンドサービスのドキュメント・イメージソリューション ラビニティMillemasseと連携して、ラビニティMillemasseでファイリング管理する文書データをHitachi Content Archive Platform にアーカイブするソリューションを提供します。本年5月に発表した日立文書管理基盤DocumentBrokerとの連携に加え、中小規模ファイリングで実績のあるラビニティMillemasseとも連携したことで、より多彩なミドルウェアと連携した文書データのアーカイブソリューションが可能となりました。

  今回提供するソリューションは、顧客業務に重点をおき、顧客自身が複雑なシステム構成やその運用を意識しなくてもストレージ資産の最適な活用を実現するという統合ストレージソリューションコンセプト「Services Oriented Storage Solutions」に基づいています。

今回発表ソリューションの価格、サービス開始時期

コンテンツアーカイブソリューション
名称 概要 価格(税込) 提供時期
Hitachi Content Archive
Platform Implementation service
for Document & File
「Hitachi Content Archive Platform」を用いた文書データやファイルデータのアーカイブ環境の導入構築を行う。 個別見積 2007年
10月31日〜
Hitachi Content Archive
Platform Implementation service
for Logs
「Hitachi Content Archive Platform」を用いたログデータのアーカイブ環境の導入構築を行う。 個別見積 2007年
11月30日〜

関連情報

他社商標注記

  • 記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。

お問い合わせ先

株式会社 日立製作所 情報・通信グループ
SANソリューション事業部 事業企画部 [担当:松島、神田]
〒250-0872 神奈川県小田原市中里322-2
TEL : 0465-47-1111 (大代表) 内線5500、5525

以上

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