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Hitachi

2007年10月12日

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日立が韓国に鉄道システム事業の現地法人を設立し、営業を開始

  日立製作所 電機グループ(グループ長&CEO:鈴木 學/以下、日立)は、このたび、大韓民国(以下、韓国)における鉄道システム事業の拡大を目的に、株式会社韓国日立鉄道システム(Hitachi Railway Systems Korea Ltd./以下、HRK)を、ソウル特別市に設立し、営業を開始しました。

  韓国では、多くの都市において、人口と産業の都市への集中と自動車の増加に伴う交通問題の解消のため、都市の規模や特性、交通需要を考慮して、地下鉄、モノレールなどの交通整備が進められています。特にモノレールなどの軽電鉄事業は、韓国各地で計画がされており、2013年までに13件が進められています。
  こうしたニーズを受けて日立では、韓国を今後の重要な市場と位置づけ、より地域に密着した営業・エンジニアリングの拠点として、現地法人を設立することとしました。

  日立は、鉄道車両、車両用電気品のみならず、運行管理システム、情報システム、変電システムも手掛ける国内で唯一の鉄道総合インテグレータとして、都市環境に親和的な跨座型モノレールシステム、軽量でリサイクルしやすいアルミを使用した省エネルギーかつ美しい仕上がりを特長とする次世代鉄道車両A-Train、高速・高密度運行を実現する信頼性の高いデジタル信号システムなど、多岐にわたる鉄道システム事業を世界各国で展開しています。
  日立は、韓国において、1972年に受注したソウル市営地下鉄1号線車両をはじめ、2007年1月にKORAIL(旧韓国鉄道公社)より特急車両32両など、多数の実績があります。

  HRKでは、これまで日立が、日本、海外で培ってきた鉄道システムにおける技術やノウハウを用いて、韓国における鉄道車両やモノレール、システム等のマーケティング、トータルエンジニアリング等を行い、韓国市場における事業体制を確立します。また、HRKでのメンテナンス事業についても検討してまいります。

新会社の概要(2007年10月1日時点)

1.会社名 株式会社韓国日立鉄道システム
(英文名 Hitachi Railway Systems Korea Ltd.)
2.本店所在地 大韓民国ソウル特別市中区太平路1街25番地 ソウルプレスセンター7F
3.設立年月日 2007年8月31日
4.事業概要 鉄道システムのマーケティング・営業
鉄道システムのトータルエンジニアリング
鉄道システムの導入コンサルティング 他
5.代表者 代表理事 内村 年秀
(兼 日立製作所 電機グループ 交通システム事業部 副事業部長)
6.資本金 5億5,000万韓国ウォン(約7,000万円)
7.出資比率 日立製作所100%
8.従業員数 設立時 6名
9.売上高 1,300億韓国ウォン(2007年度予定)

照会先

株式会社日立製作所 電機グループ 交通システム事業部 戦略企画部 [担当:阿部]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
TEL : 03-4564-3775(直通)

株式会社韓国日立鉄道システム マーケティング部 [担当:竹内]
大韓民国ソウル特別市中区太平路1街25番地プレスセンタ7F
TEL : +82-2-734-0026

以上

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