2007年10月4日
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「デジタルペン ソリューション」のラインアップに追加
日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学/以下 日立)は、このたび、「デジタルペン ソリューション」のラインアップに、化粧品カウンセリング販売コーナー向けの「カウンセリングコーナー顧客管理システム」を追加し、10月9日から販売を開始します。
「デジタルペン」は、ペン自体に超小型カメラを内蔵し、「デジタルペン対応用紙」上にある特殊なドットパターンをカメラで読み取ることで帳票の種類と紙面の位置情報を認識し、手書き情報を電子化する装置です。そして、この「デジタルペン」を活用し、各種申請書類やチェックシートといった紙文書に記入した情報を電子化して取り込むことで、処理の迅速化や業務効率の向上などが可能なシステムを構築する「デジタルペン ソリューション」を提供しています。
今回製品化した「カウンセリングコーナー顧客管理システム」は、中小規模の店舗において、化粧品の販売やカウンセリングなどを行う販売カウンターの顧客管理と販売促進を支援するソリューションです。
カウンセリングや営業・販売対応など従来からの対応方法はそのままなので、お客様や販売員に新たな負担を強いることはありません。「デジタルペン」はお客様情報の入力装置として利用するため、紙に記載された情報のPCへの入力作業の軽減や入力ミスなどが防止できます。データ化された情報は、検索なども容易なため、来店時の対応が迅速に行えるほか、ダイレクトメールの作成など販促活動にも利用できます。さらに、お客様の情報が紙ではなくデータで保存するため、指静脈認証によるPCログイン認証やデータの暗号化といったセキュリティ対策を施すことで、個人情報保護の対応が強化できます。加えて、本製品は、1台のPCでの利用が可能なため、短期間での導入や増設を実現できます。
日立の「デジタルペン ソリューション」は、生鮮卸売市場をはじめとする流通分野や医療分野などで利用されはじめています。今回の「デジタルペン ソリューション」のラインアップを拡充していくほか、今後も、手書き作業が残るさまざまな業務・分野への積極的な拡販を進めていきます。
「デジタルペン」を利用することにより、従来の手書きで対応していた方法と変えることなく、紙で管理していたカウンセリング台帳の電子化を実現します。また、取込まれたデータは、顧客単位で管理されるため、既存業務の効率化を図ることが可能となります。
PCに取り込まれた情報は、来店日付・購入商品分類・肌のお悩み・肌質・メイクの悩み・年齢などの検索条件でターゲット顧客を検索・抽出できるため、お客様の来店時の迅速な対応ができます。また、検索されたデータは、CSV形式*1で出力することが可能なため、各種はがき印刷ソフトウェアなどに、住所・氏名などのデータを移し、ダイレクトメールの宛名作成に利用するといった販促活動への活用も可能です。
本製品は、1台のPCに設定するスタンドアローン型のシステムです。これにより、既存のシステムとの連携やネットワークなどの設定は不要なため、短期間かつ安価に導入することが可能です。そのため、カウンセリング販売を強化したい店舗から順次導入することも可能です。
製品名 | 価格 | 製品出荷時期 |
---|---|---|
デジタルペン ソリューション カウンセリングコーナー顧客管理システム |
157,500円〜 (税抜:150,000円〜) |
2007年11月20日 |
OS : Microsoft Windows XP SP2
その他 : USB1.1規格/2.0規格ポートが1つ以上必要
2010年度末までに1,000ライセンス
株式会社日立製作所 情報・通信グループ 産業・流通システム営業統括本部
流通第二営業本部 第三営業部 [担当:黒田、浅田]
〒140-8573 東京都品川区南大井6丁目26番2号 大森ベルポートB館
TEL : 03-5471-2145 (ダイヤルイン)
以上