このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。
2007年9月10日
日立アプライアンス株式会社
世界初*1、食品の栄養素を守る「真空チルドルーム」を搭載
大容量冷蔵庫「栄養いきいき 真空チルド」シリーズを発売
業界最大内容積*1601Lの広い庫内スペースを実現し、大皿なども余裕で収納
日立アプライアンス株式会社(取締役社長:石津 尚澄)は、低酸素状態で食品の酸化を抑え、栄養素を守る「真空チルドルーム」を世界で初めて搭載した、大容量冷蔵庫「栄養いきいき 真空チルド」R-X6000を9月24日から発売します。
本製品では、当社独自の真空保存システムを採用し、冷蔵室の下部に搭載した「真空チルドルーム」内を低酸素状態にすることで、食品に含まれるDHA*2やビタミン類、アミノ酸*3など酸化に弱い栄養素を守ります。さらに、約0℃の密閉構造により、湿度変動を抑制し、果物などの変色も防ぎます。
また、業界最大内容積601Lの大容量を実現し、大皿なども余裕で収納可能な広い庫内スペースとしました。
なお、同シリーズの他の5機種は10月5日より順次発売します。
型式および発売日
型式 | 定格内容積 | 本体希望 小売価格 |
発売日 | 当初月産台数 |
---|---|---|---|---|
R-X6000 | 601L | オープン価格 | 9月24日 | 3,000台 |
R-SF60XM | 601L | オープン価格 | 10月10日 | 6,000台 |
R-SF55XM | 545L | オープン価格 | 10月5日 | 10,000台 |
R-SF50XM | 501L | オープン価格 | 10月30日 | 7,000台 |
R-SF45XM | 451L | オープン価格 | 11月10日 | 9,000台 |
R-S45XM | 451L | オープン価格 | 12月5日 | 3,000台 |
新製品の主な特長<大容量冷蔵庫「栄養いきいき 真空チルド」R-X6000>
1. 世界初「真空チルドルーム」で、食品の栄養素をしっかり維持
当社独自の真空保存システムを採用した「真空チルドルーム」を、世界で初めて冷蔵室下部に搭載しました。ロックハンドルで密閉したルーム内の空気を高性能小型真空ポンプで吸引し、約0.7気圧の低酸素状態にします。これにより、DHAやビタミン類、アミノ酸など酸化によって失われる食品の栄養素をしっかり守ります。また、約0℃で密閉しているため、湿度変動が少なく、肉や果物などの食品の変色を抑え、さらに、コーヒーやお茶などの風味も維持します。
2. 業界最大内容積601Lを実現し、収納食品の多様化・増加に対応する余裕のスペース
10年前の450Lの機種*4とほぼ同サイズながら、内容積を約150L増やしました。広い庫内は、ゆとりを持って食品を収納でき、大皿や鍋などもそのまま入ります。内容積の拡大につながる薄壁化を図るため、強度を高めることで、壁を薄くした筐体構造を採用するとともに、今まで搭載していなかった天井部分にも、凹凸形状に合わせた成形ができる真空断熱材を業界で初めて用いました。また、冷凍室を冷蔵庫の中段に配置することで、冷凍・冷蔵の冷却効率を高め、薄壁化による内容積の拡大や省エネ化を図る「まんなか冷凍」構造も引き続き採用しています。
3. 「ワイドダブルクール」と「アレルオフ」機能を搭載し、温度むらを抑え、清潔な冷気で冷却
冷蔵室背面に設置したクールパネルの面積を従来*5に比べて約30%拡大し、パネルからの輻射冷却により大容量の冷蔵室でも温度むらや温度変動を抑えます。
さらに、従来からの「ナノチタン/カーボン除菌・脱臭フィルター」に加え、新たに採用した「アレルオフフィルター」の効果でカビやウイルスの活動を抑えます。これにより、クールパネルと合わせて清潔な冷気で庫内をすみずみまで冷却します。
本文注記
- *1
- 2007年9月10日現在。家庭用ノンフロン冷蔵庫において。
- *2
- 不飽和脂肪酸の中でも、特に食物から摂取する必要がある必須脂肪酸の一種。魚に多く含まれる。
- *3
- メチオミン:必須アミノ酸の一種。
- *4
- 当社10年前機種R-S45MVP1との比較。
- *5
- 従来同等機種R-W5700との比較。
開発の背景と需要動向
2007年度の家庭用冷蔵庫の市場は、約440万台と見込まれます。このうち、500Lクラスの需要構成比は、2006年実績で6%が、2007年度以降は10%以上に達すると予測されます。(日立調べ) これは、大容量冷蔵庫の設置性の向上と、住宅の高気密化によるキッチンの室温上昇など冷凍・冷蔵保存が必要な食品の増加から、400Lクラスからの買い替え需要がワンクラス上の容量にシフトしていることが背景として考えられます。
一方、近年の健康志向の高まりから、食品保存時に栄養素などの維持が求められています。こうしたニーズに対応するため、本製品では、酸化によって失われる栄養素をできるだけ維持するため、低酸素状態による食品保存技術を搭載した大容量冷蔵庫を開発しました。
お客様からの問い合わせ先
電話 | 0120−3121−11 |
---|
関連情報
以上
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)のAdobe(R) Reader(TM)が必要です。